八条学園騒動記
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第六百五十六話 飲み過ぎてその二
「それでもかなり飲んだからね」
「そうなるとな」
「やっぱり酔いが回るよ」
「マッコリは量を飲む酒だ」
洪童もこう言った。
「あまり強くないからな」
「それでだよね」
「しかも甘いな」
「相当にね」
「それで飲みやすくもあるからな」
「どんどん飲めるしな」
「そのこともあってな」
それでというのだ。
「量を飲む酒だ」
「そうだね、それで僕達もね」
「二人共一升は飲んだな」
「ボトルだと二本半位だね」
「俺は二升は飲んだ」
洪童は自分の飲んだ量の話をした。
「それだけな」
「マッコリじゃなかったら飲み過ぎだね」
「マッコリでも結構だな」
タムタムはこう言った、だが咎める目ではない。
「お前はよくマッコリを飲むがな」
「飲む時はな」
「かなり飲むな」
「それが俺のマッコリの飲み方だ」
「そうなんだな」
「そして他の酒もな」
マッコリ以外の酒もというのだ。
「実はな」
「かなりの量を飲むな」
「韓国人がそうだからな」
「飲む時は一気に飲むな」
「かなり食ってな」
そうしてというのだ。
「もう暴飲暴食でだ」
「文字通りのだな」
「それで飲んで食う」
「それが韓国式だな」
「韓国料理だけでなく」
国の料理に限らずというのだ。
「色々な国の料理でもな」
「飲む時はか」
「暴飲してな」
それと共にというのだ。
「暴食もしてな」
「飲み食いするか」
「そして味付けはな」
こちらの話もしたのだった。
「どんな国の料理でもアレンジするが」
「まあそれぞれの国でそれぞれの味付けはするね」
ロミオもそれはと答えた。
「やっぱり」
「そして韓国はな」
「韓国の味付けだね」
「大蒜と唐辛子をふんだんに使ってだ」
「唐辛子の色になってね」
「その時に使うな」
「辛くて」
そしてとだ、ロミオはさらに話した。
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