八条学園騒動記
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第六百五十五話 それでも真似るその十四
「だからそのエネルギーをまともな方向に向けるとな」
「いいな」
「それだけでだ」
「かなりのことが出来るな」
「そう思う」
「俺は確信している、ノーベル賞もな」
この賞もというのだ、尚これは連合中央政府が出すものでありエウロパではこの時代もノルウェー政府が出している。連合とエウロパが分裂してからノーベル賞もそうなったのだ。
「日本人が受賞してもな」
「どうでもいいな」
「韓国ではいつも騒ぐが」
「そのこともだな」
「心底どうでもいいとな」
その様にというのだ。
「思ってだ」
「やっていけばいいな」
「韓国人の受賞と比べてな」
「日本人の方が多くてもだな」
「もっと言えば受賞が問題じゃない」
「どれだけ人類や宇宙に貢献したか」
「それだけ素晴らしいことをしたかが問題でだ」
それでというのだ。
「別にだ」
「ノーベル賞を取ってもな」
「特にだ」
これといってというのだ。
「何ということはない」
「ましてや日本人が受賞してもな」
「韓国に悪いことがあるか」
「むしろそれが人類にいい影響を与えるならな」
「もうだ」
それこそというのだ。
「韓国にとってもいいな」
「文化祭の内容も対抗しようとするしな」
「日本はこうだからか」
「自分達も日本に負けないものをとな」
そう考えてというのだ。
「やっている」
「なら本当にな」
「韓国は日本から離れるべきだな」
「そう思う」
洪童は言いながら酒を飲んでいる、見ればタムタムとロミオもそうであり三人は話しながら気付けば酒が相当に回っていた。
それでも真似る 完
2022・2・9
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