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八条学園騒動記

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第六百五十五話 それでも真似るその九

「考えている、あとその変なデモもな」
「止めるべきだね」
「落ち着いてな」
「理性的にだね」
「そうしてだ」
 そのうえでというのだ。
「穏やかにやるべきだ」
「寒中水泳は危険だ」
 このことをだ、タムタムは冷静に言った。
「いきなり団体で冬の海に飛び込むな」
「抗議としてな」
「それも服を着たままだな」
「感情の赴くままにな」
 まさにそれによってというのだ。
「そうする」
「準備体操をしてだ」
 タムタムは冷静なままさらに話した。
「そしてだ」
「そのうえでだな」
「服を脱ぎ」 
 それも忘れずにというのだ。
「水を身体にかけてだ」
「身体を馴らしてな」
「そうして入らないとだ」
 さもないと、というのだ。
「普通に泳いでも危ない」
「特に寒中水泳はだな」
「寒い」
 寒中水泳だけあってだ。
「寒い中冷たい水に入るからな」
「心臓に負担がかかるな」
「心臓麻痺もある」
「実際それで心臓が止まる人が時々いる」
「やはりそうなるな」
「死ぬ人もいる」
 心臓が止まってというのだ、どれだけ医学が進歩しようとも人間は心臓か脳に何かあると死んでしまう、
「時々な」
「だからだ」
「せめてか」
「寒中水泳をするならな」
 それならばというのだ。
「そこまですることだ」
「あと火をやたら使うけれど」
 ロミオはこちらの話をした。
「火事の元だからね」
「しない方がいいな」
「というか何でデモで火をやたら使うのかね」
「だから血だ」 
 韓国人のそれだというのだ。
「それによってだ」
「使うんだね」
「もう自然にな」
 それこそというのだ。
「使う」
「そうするんだ」
「そしてだ」
 そのうえでというのだ。
「余計なエネルギーをだ」
「消耗しているか」
「無駄にな、韓国人のエネルギーはかなりのものだ」
「その量はだな」
「質もな、それを正しい方向に使えば」
 そうすればというのだ。
 
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