夢幻水滸伝
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第二百三十二話 傭兵隊長からその十三
「ですからもう」
「棟梁はか」
「おら達は人の星です」
「それで僕は地の星なので」
「そやからです」
その為にというのだ。
「この三人の中では」
「棟梁か」
「それでどうでしょうか」
「そう言ってくれるんやったらな」
曹は頷いて応えた。
「やらせてもらうわ」
「それでは」
「そして治めていってな」
「そのうえで」
「中国の統一をな」
「目指していこな」
「それでは」
「そういうことでな、それでこの麺どないや」
曹もビャンビャン麺を食べている、そのうえでの言葉だった。
「美味しいか」
「はい、かなり」
「ええですね」
莫も金もまさにと答えた、二人共その麺を食べている。
「この麺も」
「独特の味で」
「僕の好物の一つでな」
「普段からですね」
莫が応えた。
「よく召し上がられてますね」
「この通りな」
「そうですね」
「そしてな」
曹はさらに言った。
「餅もな」
「そちらもお好きですか」
「そやねん」
今度はその餅を食べつつ答えた。
「この韮餅もな」
「そうですか」
「餅があると」
それでというのだ。
「それだけでな」
「ええですか」
「そんな気持ちになるねん」
「そこまでお好きですか」
「餅は何処でもあるけどな」
中国ならというのだ。
「この餅もお米の餅もな」
「どちらもですか」
「好きや、それで最後の点心は」
即ちデザートはというのだ。
「桃饅頭や」
「それですか」
「どないや」
「桃饅頭大好きです」
金は目を輝かせて答えた。
「ほなです」
「それでええな」
「はい、頂きます」
是非にという返事だった。
「その様に」
「それではな」
「こうして飲んで食べて」
「絆を深めてな」
「これからはですね」
「一緒にやってこな」
笑顔で言うのだった、そして。
曹はビールを飲んだ、そうしてから今度はこう言った。
「いや、幾らでも飲めるな」
「はい、まことに」
莫もビールを飲んで言う。
「実にええです」
「そやな、ただこうして飲んでると」
ビールをというのだ。
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