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おぢばにおかえり

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第六十八話 入学式その二

「そうなりますよね」
「私達も朝早いしね」
「自然にそうなりますね」
「ええ、それに早起きはいいことだし」
 早寝早起きはです、その分だけ色々出来るからとお祖父ちゃんに言われたこともあります。
「これからもね」
「早起きですね」
「そうしてね」
「わかりました」
「それじゃあまずはお掃除して」
 奥さんもお掃除をはじめました。
「それで修養科の人達を送って」
「それからですね」
「事務所でのお仕事しましょう」
「わかりました」
「参拝から修養科の人が帰ってきたらね」
 奥さんはそれからのこともお話してくれました。
「ひのきしんでね」
「それでお食事ですね」
「朝ご飯よ、朝ご飯食べたら」
 それからはといいますと。
「もうね」
「何もないですか」
「学校行くまではね」
「それじゃあ私も参拝させてもらいます」
 私は奥さんにお話しました。
「そうさせてもらいます」
「入学式の前になの」
「大学に行く前に参拝させてもらいます」
 用意を整えてからです。
「そうさせてもらいます」
「わかったわ、それじゃあね」
「服も着ないといけないですし」
 入学式の時のそれにです。
「袴用意してもらいましたし」
「あの振袖と」
「はい、あの服です」
 信者の方から頂いたものです。 
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