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夢幻水滸伝

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第二百二十一話 遼寧省での苦労その十一

「もらうわ」
「それでは」
「林檎は美味しくて身体にええ」
「それも非常に」
「そやからな」
 それ故にというのだ。
「今日はな」
「林檎を召し上がられますね」
「そして民達も食べてるな」
 その林檎をというのだ。
「そやな」
「はい、日々です」
「それはええことや、林檎はよおさん植えることが出来てな」
「よく食べられるので」
「果物の中でもな」
「特にですね」
「植えるとええ、ここみたいな寒い場所でも出来るし」
 このこともあってというのだ。
「林檎畑もな」
「作っていってよかったですね」
「そう思うわ」
 こう料理人に答えた。
「やっぱり人はまずな」
「食べることですね」
「そうせんとな」
「生きていけないですね」
「人はご飯だけやないが」
「それでもですね」
「ご飯がないとな」
 そもそもというのだ。
「どうにもならんわ」
「生きていけないので」
「そやからな」
「まずはですね」
「そやで」
 まさにというのだ。
「農業や」
「そちらを優先させていますね」
「内政ではな」
「そして他の産業もですね」
「育成してるんや」
「左様ですね」
「それで林檎もな」
 この果物もというのだ。
「増産させてるが」
「食べるだけでなく売れて」
「それで名物にもなってやな」
「売る民も潤っています」
「ええことや、食べられる様になったら」
 それからはというのだ。
「やっぱりな」
「豊かになることですね」
「そや」
 その次はというのだ。
「そう考えてな」
「農業からですね」
「他の産業もな」
「育成していっていますね」
「そや、それと線路やが」
 屈は食べつつこちらの話もした。
「この世界路線統一されてるな」
「はい、石になる前にです」
「世界が統一されてやな」
「はい、その時に貨幣も度量衡も統一され」
 料理人は屈に話した。
「そしてです」
「その時に道の幅や線路の幅もやな」
「統一されています、幸い言葉は同じでしたので」
 この世界での言語は一つだ、文字も然りだ。
「そうしたことも統一されていて」
「統一しやすいな」
「おそらく屈様が起きられた世界でも」
「度量衡とか貨幣とかな」
「線路の幅もですね」
「一つやとな」
 それならというのだ。
「もうな」
「それだとですね」
「政もやりやすい、そやからな」
「線路もですね」
「敷いてくで」
「鉄道の政策もはじめられますか」
「本格的にな」
 その様にしていくというのだ。
「鉄道はやっぱり大きい」
「何といいましても」
「道路も整えていってるけどな」
「線路即ち鉄道もですね」
「敷くとええしな、将来は中国が統一されれば」
 その時はというのだ。 
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