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夢幻水滸伝

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第二百十八話 北京からその十

「来る者は拒まずでな」
「軍に入れますね」
「そして鍛えてく」
 ただ軍に入れるだけでなくというのだ。
「この世界はモンスターも強くなるな」
「鍛えれば鍛える程」 
 麒麟も答えた。
「そうなります」
「レベルは無限に増えてくな」
「はい、そこは人と同じです」
「成長に限りはないか」
「左様です」
「そやからな」
 だからだというのだ。
「ここはな」
「モンスター達もですね」
「軍に入れたら」
「育てていきますね」
「そして戦力にする、あと装備もな」
 これもというのだ。
「整えてくで」
「モンスターのものもですね」
「そうしてな」
「強くしますね」
「兵達もそうしてるしな」
 軍勢である彼等もというのだ。
「ええ武器にええ防具」
「武装もよくしていますね」
「訓練も施して」
 そしてというのだ。
「そのうえでな」
「さらにですね」
「装備もよおして」
「強くしていっていますね」
「そやから鉄の槍や戟を装備させて」
「鎧も鉄の鎧や盾ですね」
「それで砲や銃も持たせてる」
 そうもしているというのだ。
「空船かてな」
「持っていますね」
「水軍も備えていってる」
 こちらの軍備も進めているのだ、勿論多くの予算がかかっているがそれでもその様にしているのだ。
「優れた装備なくしてや」
「強い軍はない」
「そやからな」
「そうもしていっていますね」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「モンスター達もな」
「軍に入れて鍛え」
「ええ装備もな」
 それもというのだ。
「整えるで」
「わかりました」
「強敵は味方になれば頼もしい」
 羅は前を見据えて微笑んで述べた。
「そやろ」
「はい、確かに」
「そやからな」
「モンスターも軍に入れますね」
「そうしてく、飯と住居も用意してな」
 こちらも忘れていなかった。
「普通にな」
「暮らしてもらいますか」
「普段はな、勿論衛生のこともな」
 こちらのこともというのだ。
「しっかりとな」
「していきますね」
「これは人もや」
「衛生もしっかりしていないと」
「さもないとな」
 それこそというのだ。 
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