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八条学園騒動記

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第六百三十二話 各国のホラー映画その二

「怖いね」
「そうだな」
「それが日本で」
「他の国はな」
「また違うね」
「ああ、その国それぞれでな」
「特徴があるね」
「アメリカだとな」
 この時代でも映画大国と言われるこの国の話もした、実際にこの時代でも多くの映画を製作している。
「ヒーローだな」
「あとゾンビ好きだよね」
「アメリカはな」
「今でもね」
「やたら多いな」
「そうだね、それとね」
「あと中国映画だとな」
 今度はこの国の映画の話をした。
「キョンシーだな」
「中国映画も多いよね」
「キョンシーがな」
「キョンシーっもゾンビに近いね」
「アンデットだからな」
 この系列のモンスターになるというのだ。
「だからな」
「同じだね」
「ゾンビとキョンシーはな」
「キョンシーは吸血鬼だけれど」
「血を吸うからな」
 ただしその血の吸い方は首を引き千切ってから吸うという乱暴なものだ。
「だからな」
「吸血鬼になるね」
「キョンシーはな」
 実際にというのだ。
「そうなるな」
「そうだね」
「それで中国のホラー映画だとな」
「キョンシーだね」
「あと強い道士とか武将が出たら」
 その時はというと。
「ヒーローになるな」
「そうだね」
「そしてトルコだとな」
 この国の映画の話もした、ホラーのそれを。
「イスラムでな」
「映画にも影響しているね」
「ああ、グールやジンが出てな」
 そうしてというのだ。
「登場人物死なないな」
「それで逆境になるとね」
「燃えてな」
 そうしてというのだ。
「苦難を突破して」
「モンスターもやっつけて」
「ハッピーエンドだな」
「コーランみたいなノリでね」
「アメリカのホラー映画よりも」
 さらにというのだ。
「凄いな」
「そうだよね」
「面白いけれどな」
「怖いかっていうと」
「あまりな」
 これがというのだ。
「思わないな」
「そうだよね」
「ホラーと言うかな」
「もっと違うね」
「活劇だな」
 そちらのジャンルになるというのだ。 
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