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夢幻水滸伝

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第二百十三話 敢えてその海にその六

「まさにオーバーテクノロジーや」
「この世界の太古の技術で造られたという」
「そうしたもんでな」
「それで、ですね」
「攻めてくる」
 リーは冷静な声で話した。
「間違いなくな」
「その大戦艦も脅威ですね」
「シェリルさんは私で何とかするが」 
 それでもとだ、リーはアユに答えた。
「問題はな」
「大戦艦ですね」
「そや」 
 こう言うのだった。
「あっちはどうするか」
「神船なら大戦艦にも対抗出来ますね」
 ティンが言ってきた。
「左様ですね」
「充分にな、しかしな」
「それでもですか」
「私はシェリルさんと戦う」 
「それで、ですか」
「神船もあの娘に向ける」
「そうするからですね」
「神船は大戦艦には使えん」
 それは無理だというのだ。
「そやからな」
「ここはですね」
「大戦艦と国木田さんは残る」
「そうなりますか」
「そや、あの娘も強いが」
「大戦艦もですね」
「どないするかや」
 こう言ってだ、そしてだった。
 ここでだ、リーは言った。
「強い兵器は使えん様にする」
「はい、潰すか占領して」
 ティンはすぐに答えた。
「そのうえで」
「そや、それでや」
「ここは、ですか」
「精鋭を空船に乗せてや」
「突っ込ませますか」
「決死隊になる」 
 その精鋭達はというのだ。
「それを大戦艦に乗り込ませて」
「沈める」
「沈めるのは無理や、しかし混乱させて」
 大戦艦の中、それをというのだ。
「そしてや」
「こちらに攻撃出来ん様にしますか」
「そや」
 まさにというのだ。
「そうするわ」
「そうですか」
「ただ国木田さんとは戦うな」 
 これは止めた。
「あの娘は洒落にならん強さや」
「あの娘は采配もええが一騎打ちも相当や」
 スーンは強い顔と声で言った。
「ここにおるモンで闘えるモンはおらん」
「私は出来るがな」
「その自分がシェリルちゃんとこ行くからな」
「おらんな」
「そや、あの娘に一騎打ちでやり合えるのは神星か」
 スーンはさらに話した。
「天の星でも格闘向きのモンだけや」
「それでも相当な手合いやないと劣勢やな」
「そや」
 まさにというのだ。
「少なくとも僕やと負ける」
「わいもや」
 ロシティーも言ってきた。
「ある程度は闘えるやろが」
「碧ちゃんの戦闘力は相当や」 
 星の者の中でもというのだ。 
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