夢幻水滸伝
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第二百十三話 敢えてその海にその五
「そして勝敗が決すれば」
「勝った方が上位でな」
「オセアニアと東南アジアは統一される」
「そういうことでな、ただ」
リーはカレーの中の海老とご飯をルーと一緒に食べながら話した、その味の良さも楽しみつつそうした。
「民はな」
「上位下位は私達だけのことで」
「民は公平や」
「そのことは当然です」
「そういうことでな、というか私が棟梁になるか」
「シェリルさんが棟梁になられるか」
「それを決める戦やな」
ダーガーに飲みつつ答えた。
「つまりは」
「一言で言えばそうですね」
「覇者をな」
「はい、それでは」
「それを決める戦をしよな」
「それでは。ではカレーを食べ終えれば」
「あっちに戻るな」
オセアニアにというのだ。
「そうするな」
「そうさせてもらいます」
「次に会うのは戦場ということやな」
「ですね、再会を期待しますとは」
ダーガーはこの言葉は苦笑いと共に出した。
「言えないですね」
「そやな、どうも」
「敵同士としてですから」
「そやから今は言わん」
再会を楽しみにしているとはだ。
「また会おうとしかな」
「そうですね、では私も」
「またやな」
「お会いしましょう」
リーに笑顔で述べた。
「その様に」
「ほなな」
「はい、カーペンタリア湾で」
「そういうことでな」
二人は今は笑顔で話した、そして。
ダーガーはカレーを食べ終えると東南アジアの星の者達と一時の別れを告げてそのうえで、だった。
キャンベラに戻った、リーは仲間達と共に彼を見送るとすぐに言った。
「ほな今からな」
「カーペンタリア湾にですね」
「艦隊を集結させてな」
アルフィアンにすぐに答えた。
「そのうえでな」
「入りますね」
「そしてな」
そのうえでというのだった。
「戦うで」
「それでは」
「軍の規模は艦隊でもこちらが上や」
「そして星の人の数も」
「将兵の練度や実戦経験、装備の質は同じ程度や」
「総合的に見て我々が有利ですね」
「そやがあの四人が入って」
瑠璃子達のことは彼も聞いている、それで言うのだ。
「そしてな」
「国木田さんもですね」
「来た、あの娘が来るからには」
「大戦艦もですね」
「来る、あれはこの世界最強の兵器や」
その大戦艦の話もした。
「他のどの艦よりも強い」
「一隻で数個艦隊に匹敵するとか」
アユが言ってきた。
「そこまでの強さだとです」
「言われてるな」
「はい」
「その艦隊は地下世界の産業革命達成直後位の技術レベルのもんやが」
「それでもかなりの強さですね」
「何でも二十一世紀の軍艦それもかなりのレベルのもの位らしい」
その戦力はというのだ。
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