八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
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第三百二十一話 戻って話してその九
「まさに」
「ですがマスコミは煽って」
「このことについてもです」
「一人もですね」
「責任を取らないどころか」
これだけでも絶対に許されないのにだ。
「責任転嫁をしています」
「誰にですか?この場合言い逃れ出来ないですよ」
「当時の政府にです」
煽って地獄に送ったのは自分達なのにだ。
「そうしました」
「それじゃあ自浄とかないですね」
「ある筈がないです」
「それが終戦直後からで」
「今もです」
「そういうことですね」
「今はインターネットで知られたので」
マスコミの一連の悪事がだ。
「殆どの人がです」
「信じなくなりましたね」
「今も嘘を大声でいつも言っていますが」
本当に変わらないことにだ。
「それでもです」
「嘘が皆に知られると」
「はい」
その時はというのだ。
「それで、です」
「誰もその言うことを信じなくなりますね」
「嘘は事実になりますが」
「真実ではないですね」
「人は真実を知ると嘘を信じなくなります」
それが例え事実になっていてもだ。
「そして事実も変わります」
「真実がそれになりますね」
「そうです、そして嘘を言った人は信用を失い」
「相手にされなくなりますね」
「そして報いを受けます」
「今マスコミは報いを受けているんですね」
「長い間の悪事のそれを」
意図的な嘘の垂れ流しのそれをだ。
「そうなっています」
「そういうことですね」
「長い時間がかかり日本はかなりの実害を受けましたが」
「それが終わる時が来ていますか」
「その証拠に多くの人がテレビを観なくなり」
そしてというのだ。
「新聞も雑誌も信じなくなっていますね」
「ですね、検証したら嘘ばかりですから」
本当にだ。
「ですから」
「それで、ですよね」
「もうです」
「マスコミは力を失っていますね」
「そうなっています、嘘はあの様にです」
「何時かはばれますね」
「そしてばれたら終わりです」
畑中さんは僕に話してくれた。
「人は誰でも嘘を言ってしまいますが」
「嘘を言わない人もいないですね」
「はい」
「それも人間ですね」
「人は生きている間どうしても罪を犯します」
「それで嘘も言いますね」
「色々な事情で、一度も嘘を言わない人も」
その一生の中でだ。
「そうはです」
「いませんね」
「はい、しかし」
「そうした嘘はですね」
「許されず」
「ばれてですね」
「報いを受けます」
そうなるというのだ。
「事実彼等の嘘は今ばれています」
「それでも嘘を吐き続けていますね」
その悪質極まるこれまでの嘘がばれてもだ。
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