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夢幻水滸伝

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第百九十二話 使者達と会ってその三

「話そか」
「それでは」
「それと貝殻での連絡は早速な」
「行いたいですか」
「そう言ってくれるか」
 マーガレットに対してというのだ。
「これは今からも出来るな」
「そうですね、では」
「何処で話をするかは貝殻でな、ただ私がニュージーランドも治める中に入れることは」
 このことはというのだ。
「前向きにな」
「受けて頂きますか」
「是非な、ではな」
「はい、後はですね」
「貝殻で、ですね」
「お話しよな」
「それでは」
 使者も頷いてだった。
 シェリルとマーガレットは早速直接貝殻で話すことになった、そしてだった。
 貝殻で話すとだ、マーガレットはすぐに言ってきた。
「では私からです」
「来てくれるんかいな」
「はい、空船で」
「空船やとすぐやからか」
「そうしましょうか」
「別に私から行ってもな」
 それでもというのだ。
「けどか」
「はい、それはです」
 このことはとだ、マーガレットは貝殻の向こうから言った。
「私の方が入りたいと言ったのですから」
「それでか」
「はい、私からです」
 キャンベラに出向いてというのだ。
「お話したいです」
「そうなんやな」
「それでお返事は」
「ほなキャンベラでな」
 シェリルはマーガレットの気持ちを受けてこう答えた。
「話そか、マトンとラムのバーベキューを焼きながらな」
「食べながらですね」
「そうしながらな」
 そのうえでというのだ。
「話そうな」
「それでは」
 マーガレットはやや嬉しい声で答えた、そしてだった。
 貝殻でのやり取りを終えるとマーガレットは周りに言った。
「ほなすぐにな」
「キャンベラに行く用意ですね」
「それに入られますね」
「そうされますね」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
「お話してそのうえで」
「オーストラリアと共にですね」
「ことを進めていきますね」
「そうなる様にしていきますね」
「そうしてくるわ」
 実際にというのだ。
「国家連合みたいな形にしてな」
「国家連合ですか」
「ニュージーランドとオーストラリアの」
「それになりますか」
「今後は」
「主なオーストラリアになるにしても」
 それでもというのだ。
「そうなるわ」
「ですか、国家連合ですか」
「これからは」
「国家と国家が組んで」
「そして共にしていきますか」
「貿易もな」
 これもというのだ。 
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