仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第四百五十二話 ライダーと勇者その十四
「姿形にこだわらずだ」
「人間であるなら」
「仕掛けて来るのじゃな」
「そうなんです」
「あの、何か」
ポップはライダー達の話をここまで聞いて怪訝な顔になって話した。
「ここまで聞いてるとスサノオって人間が」
「好きだとか」
「思えるんですが」
こう鏡に話した。
「どうも」
「そうだ、奴は人間は好きだ」
「やっぱりそうですか」
「だからこそだ」
「仕掛けてくるんですね」
「そうだ」
はっきりと答えた。
「あいつの一面だ」
「人間は好きなんですね」
「それは変わっていない」
「その世界征服からですね」
「考えが変わってからな」
「そうなんですね」
「だから仕掛けてきてもな」
自分達にというのだ。
「俺達が乗り越えられないまでのものは仕掛けて来ない」
「そういえば」
ここでダイも言った。
「これまでバグスターを出してきても」
「倒せたな」
「はい」
ダイは花家に答えた。
「何とか」
「それがあいつだ」
「どんな奴を出してきても」
「勝てたな」
「そうでした」
ダイはまた花家に答えた。
「俺達は」
「罠もだ」
花家はこちらのことも話した。
「仕掛けてきてもな」
「その時もですね」
「同じだ」
「俺達が乗り越えられるものをですか」
「仕掛けて来る」
「そうした奴なんですね」
「このことは頭の中に入れておくことだ」
まさにというのだ。
「いいな」
「わかりました」
ダイは花家の言葉に真剣な顔で頷いた、そしてだった。
戦士達は夕食を食べた後はゆっくりと休んだ、そのうえで。
次の日も訓練に励んだ、そうして強くなっていくのだった。
第四百五十二話 完
2020・12・15
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