八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
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第三百三話 嘘を吐かないものその八
「そうなるよ」
「お孫さんでも同じよね」
「報道を悪用して嘘を喧伝しても」
教科書なり慰安婦なりだ。
「やっぱりね」
「誇れることじゃないわね」
「うん、もうね」
「そんなことしたら」
「家族に誇れないわね」
「恥ずかしいことしてるよ」
僕はこのことを心から思う。
「本当にね」
「人間そんなことしたら駄目よね」
「そう思うよ、あの新聞社にいたら」
今だとだ。
「思いきり白い目で見られるよ」
「悪いことしている人達だって」
「そうした世の中になったよ」
時代が変わったと言うべきか。
「本当にね」
「そうなのね」
「だから僕もこう言えるんだ」
今言っている様なことがだ。
「本当にね」
「そうだったのね」
「ネットが普及してね」
「その新聞社のこともわかって」
「こうして言えるんだ」
「昔は無理だったのね」
「知っている人はいたよ」
あの新聞社や知識人や彼等と近い政党の人達の発言や行動のあまりもの恐ろしさについてだ、今ここで話している様な。
「もうね、けれどね」
「広く知られてはなのね」
「いなかったんだ」
「そうだったのね」
「保守系の雑誌とか新聞は批判していても」
それでもだ。
「相手はテレビまで牛耳っていたから」
「テレビね」
「テレビは凄いから」
その宣伝力がだ。
「もうテレビ点けたらね」
「それだけでっていうのね」
「耳からも目からも入るから」
その情報がだ。
「新聞読む人より遥かに多いし」
「テレビを観る人は」
「だからね」
「あまり知られていなかったの」
「もうテレビで嘘や間違いを言えば」
それこそだ。
「新聞や雑誌の比じゃないから」
「嘘や悪事がわからなかったの」
「そうだったんだ」
これがだ。
「これがね」
「若しネットがなかったら」
「今もずっとね」
「そうした人達の嘘がまかり通っていたのね」
「悪事がわからなくて」
「そう思うと怖いわね」
「本当にそう思うよ、本当にね」
実際にだ。
「ネットが出て来てね」
「それで普及して」
「よかったよ」
心から思うことだ。
「本当にね」
「そうよね」
「ネットも嘘があるよ」
嘘を言う人はここでもいる。
「けれどその嘘がばれたら」
「すぐに広まるのね」
「そうなるからね」
「いいのね」
「間違いもね」
「そこが違うのね」
「マスコミは一方的だから」
情報を一方的に流す、垂れ流しと言っていい。
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