八条学園騒動記
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第五百九十話 凶悪犯だった警官達その二
「それじゃあ」
「警察の署長さん位だね」
「小さな署だと警視だね」
「署長さん位偉いんだ」
「それで主人公は基本リーダーでね」
七人のそれでというのだ。
「警視長なんだ」
「やっぱり偉いね」
「だから普通の警官じゃね」
それこそというのだ。
「文句言えないんだ」
「主人公達が何しても」
「もう大抵無茶苦茶するんだけれど」
それでもというのだ。
「管轄になくて階級もあるから」
「文句言えないんだ」
「警視正っていうと」
ジョルジュはこの階級の話をさらにした。
「軍隊で言うと少佐だからね」
「やっぱり偉いね」
「警視長が大佐でね」
それ位になるというのだ。
「警視監が将官らしいから」
「提督さんだね」
「軍隊でもかなり偉いよ」
「全員が佐官となると」
「もうね」
それこそというのだ。
「そうそう誰も文句言えないからね」
「そのこともあってかなり暴れるんだ」
「その暴れっぷりもシリーズの見所なんだ」
「アクション漫画?」
「そうだよ」
ジョルジュはその通りだと答えた。
「その漫画はね」
「やっぱりそうなんだ」
「そう、それでね」
ジョルジュはジミーにさらに話した。
「法で裁けない悪をね」
「裁くんだね」
「もう即刻射殺するから」
「仕事人みたいなもんだね」
「近いね」
「やっぱりそうだね」
ジミーはジョルジュのその返事に納得した。
「何かって思ったら」
「ああいう感じでね」
「悪党を成敗していくんだ」
「毒には毒でね」
「悪には悪だね」
「まさにそうした考えで」
「七人全員が元凶悪犯なんだ」
ジミーはまたこのことを話した。
「それもかなりの」
「そう、それこそ死刑になる様な連中がね」
「警察になって戦う」
「もう悪人は捜査も逮捕も取り調べも裁判もなしでね」
それでとだ、ジョルジュは話した。
「即刻射殺だよ」
「考えてみれば物凄いね」
「普通取り調べとかするからね」
「捜査とかね」
「もう法から逃れる様な悪賢くてしかもかなり悪質な悪人達をね」
「始末していく」
「そうなんだ、だからね」
そうした作品だからだというのだ。
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