夢幻水滸伝
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第百六十二話 日本に近付きその八
「あの子やね」
「あの方は内政もお見事ですが」
「軍も率いることが出来るからなん」
「そして外交も私以上なので」
その為にというのだ。
「大宰相になって頂きたいのです」
「そやねんね」
「はい、そして私はです」
「宰相としてやね」
「主に内政に専念したいです」
勢力の発展その為にというのだ。
「私はどうも軍事は不得意で」
「それわかるわ。今も苦労して戦ってるし」
「元々政専門でやっていました」
日本を統一するまでそしてその後もというのだ。
「それで経験はなく」
「軍を実際に率いてみてもやね」
「自分でも適性がないとです」
その様にというのだ。
「自覚している次第です」
「実際うちが見てもな」
綾乃は太宰に今は真剣な顔で述べた。
「太宰君はやっぱり政の人やわ」
「左様ですね」
「軍を率いたりそっちのことやるよりもな」
「政ですね」
「そっちの人やわ。軍隊整えるのも政やけど」
それでもというのだ。
「太宰君そっちの政は」
「向いていないですね」
「うちもそう思うわ」
「はい、ですから」
「統一したらやね」
「リー君にお願いして」
そしてというのだ。
「大宰相としてです」
「国全体を動かしてもらうんやね」
「そして私はその中で」
「文治をやね」
「していきたいです」
「そう考えてるんやね」
「左様です。そして各省の大臣も考えていますが」
それだけでなくとだ、太宰はさらに話した。
「もう一つあります」
「これやね」
綾乃は仕組みを見つつ述べた。
「元老院やね」
「はい、国家の最高諮問機関として置く様に考えまして」
「書いたんやね」
「九人を考えています」
「うちを傍で補佐して政全体に関わる」
「そうです、大臣よりも上にあり」
そしてというのだ。
「棟梁を補佐してです」
「国を治める人達やね」
「勿論軍も統括します」
政にあたるだけでなくというのだ。
「そうした方々です」
「そしてそれはやね」
「そうです、神星の方々です」
「統一されたら神星はうちを含めて十人やけど」
綾乃はこのことから話した。
「うちが棟梁で」
「そうです、残る九人の方がです」
「元老院の構成員やね」
「そう考えています」
「そやねんね。それはやっぱり」
「はい、各省に大臣を置きますが」
それでもというのだ。
「それに加えてです」
「元老院やね」
「命令系統が混乱するのではとも懸念しましたが」
それでもというのだ。
「神星の方々の資質を考慮してです」
「うちと一緒に国を治めてくれるからやね」
「もうけました、ただ」
「ただ?」
「九人の方々には元老院以外にもです」
「国の要職に就いてもらうんやね」
「そう考えています、どの方も政も優れていますので」
その為にというのだ。
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