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八条学園騒動記

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第五百七十九話 バラエティ番組その四

「その三万は動員もしていない平時編成だったんだよ」
「普段通りだったんだ」
「それでもな」
「二千万の大反乱をだね」
「あっという間にな」
 それこそというのだ。
「完全にな」
「鎮圧したんだ」
「凄いだろ」
「日本軍がね」
「他にもやりたい放題でな」
「滅茶苦茶強いんだね」
「八四〇万人強制連行したりな」
 洪童はさらに話した。
「当時は二千五百万に増えていたけれどな」
「人口の三分の一以上をなんだ」
「連れて行ったりしたんだよ」
 そうしたというのだ。
「これがな」
「それも凄いね」
「そうだろ、日本軍どれだけ凄いんだ」
「そんな話だね」
「本当にな」
「それで言うんだ」
「ああ、韓国の教科書読んでるとな」
 そうしていると、というのだ。
「本当にな」
「日本軍凄いってなるんだ」
「もう人間じゃないな」
「じゃあ何かな」
「超人か」
 それだというのだ。
「普通の人間じゃないな」
「というかね」
 ここでナンが言ってきた。
「それ間違えてない?」
「間違えているか」
「そう、日本軍とモンゴル軍をね」
「韓国はモンゴルにも攻められていたな」
「そうそう、モンゴル帝国にね」
「それで相当やられたな」
「それで属国にされて」
 徹底的に攻撃された後でだ。
「もうね」
「物凄い弾圧というかな」
「残虐な政治を受けたでしょ」
「徹底的に搾取されたな」
「戦争じゃ矢面だったし」
 モンゴル帝国の伝統だった、降った国の者を攻める時は先頭に立てて人間の盾として使っていたのだ。
「もうね」
「もうな」
「日本軍とね」
「モンゴル軍間違えてるか」
「もうモンゴルなんて」
 それこそというのだ。
「略奪と人さらいの自由」
「事実上やりたい放題だったな」
「そこまでしたから」
「その政策凄いね」
 マルコも聞いて呆れた。
「それはまた」
「略奪の自由とかね」
「人さらいもとかね」
「それがモンゴルだったのよ」
「敵には容赦しない」
「戦争の時は徹底的に殺して壊して」 
 当時の韓国、高麗もそうされたのだ。
「それでね」
「降すとだね」
「それでよ」
 まさにというのだ。
「もう容赦しないで」
「それでだったね」
「だからね」
 それでというのだ。 
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