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夢幻水滸伝

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第百四十七話 巨獣その五

「私等でな」
「努力してか」
「やってくべきか」
「そうやと思うで」
「色気あるって言ったら」
 ここでリディアが言う相手はというと。
「小雪さん結構以上にな」
「あっ、あの人清楚でもな」
「色気もあるやろ」
「何かしっとりした」
「十八歳のな」
 即ち高校三年生のというのだ。
「それがあるな」
「男子に人気あるっていうけど」
「それもわかるな」
「胸も大きいし」
「しかもお尻の形もええし」
「ウエストもくびれてて」
「脚も奇麗でな」 
 小雪の話をしていくのだった、だが。
 ここでセーラはある女の名前を出した、それは誰かというと。
「綾乃さんどう思う?」
「あの胸は反則やな」
 即座にだ、元春が答えた。
「まさに」
「そやな」
「お顔も奇麗やけど」
 それでもとだ、セーラも言った。
「あの胸がな」
「何といってもな」
「文字通りの巨乳やさかい」
「九十はあるな」
「九十二あるんちゃうか?」
「そう思うと凄いな」
「お風呂に入っても湯舟に浮かぶし」
 その胸がだ。
「そう考えるとな」
「恐ろしいな」
「星の人で一番の巨乳ちゃうか」
 リディアはかなり本気で言った。
「あの人は」
「有り得るな」 
 ダイアナはセーラのその言葉を否定しなかった。
「あの人は」
「もうあそこまで大きいと」
「夢やで」
 トウジとカウサリアも話すことだった。
「何でも出来そうな」
「そんな風やな」
「いや、あの巨乳があれば」
 元春はまた言った。
「ほんま万能やろな」
「何が万能かわからんけど」
 それでもとだ、リディアは元春のその言葉を否定しなかった。否定せずに彼女もこうしたことを言うのだった。
「実際万能やろな」
「そう思うやろ」
「あそこまで大きいとな」
「ほんまにな」
「その綾乃さんともこれから戦うんやな」
 セーラはこのことを言った。
「術と大蛇がめっちゃ強いらしいな」
「さっき話した中里さんと芥川さんもおるで」
 ダイアナは彼等の名前も出した。
「他にも星の人多いし」
「幾ら兵の数が少なくても油断出来んな」 
 まさにとだ、リディアも応えた。
「神星の人三人おるし」
「その三人の人が戦の場に出たら」
「物凄いことになるな」
 トウジとカウサリアも話した。
「星の人はそれぞれ戦略兵器やけど」
「神星の人等は特に凄いし」
「その人達が三人同時に何かしたら」
「どうなるか」
「そう思うとな」
 まさにとだ、セーラは言った。
「今回私等激しい戦になるな」
「それは避けられんな」
 ダイアナはセーラに応えて言った、彼女達は今は次の日本との戦に目を向けていた。それが激しいものになると確信しているからこそ。
 小泉は横溝、田山、坪内、島崎達と共に今は昼食を食べていた、食べているものはフランス料理であった。 
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