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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第二百七十一話 元の生活に戻ってその七

「もうネット中で大騒動だよ」
「そうなってその記者は終わりね」
「企画自体もね」
 究極だか至高だかわからないけれどな、正直親子でそっくりでとんでもない人格の持ち主同士の戦いだから勝敗はどうでもいい。まして後に出した方が絶対に勝つから勝敗は誰でもわかる展開だしだ。
「もうね」
「潰れるわね」
「というかそんなヤクザ屋さんみたいな奴は」
 それこそだ。
「社会的に抹殺しないとね」
「世の為人の為に」
「駄目だよ、まして日本のマスコミはね」
「そんな奴ばかりよね」
「もう酷いから」
 マスコミも入れると知識人の世界全体がだ、もうヘドロの溜まり場みたいになっていてさらに腐る一方だ。
「だからね」
「汚物は消毒ね」
「発見する都度ね」
「そうしないと駄目なのね」
「ましてマスコミって権力者だから」
 彼等こそがだ、それも長い間第四の権力と言われていたけどその大きさは第一だった。
「それこそやりたい放題の」
「だから余計になのね」
「正直政治家や官僚とか企業の経営者なんてね」
 こうした権力者という人達はだ。
「何とでもなるから」
「日本だと」
「いつも見られてるしちょっとした不祥事でね」
 それこそあの漫画の主人公達の様な行動を取ればだ。
「失脚するから」
「そうなるのね」
「うん、けれどね」
「マスコミはそうはいかないのね」
「事実を隠すからね」 
 自分達が情報を独占していることを悪用してだ。
「自分達の不祥事は」
「それでなのね」
「自浄能力も働かないし」
「だからそうしたことでなのね」
「排除していかないとね」
「駄目ってことね」
「本当に酷いからね」
 マスコミの人達の行いはだ。
「さもないと害毒を垂れ流し続けるから」
「あの漫画みたいに」
「そうだよ、それであの漫画については」
 それこそだ。
「もう読まない方がいいよ」
「絶対に」
「ネタとして読むならいいけれど」
 その場合はだ。
「けれどね」
「鵜呑みにして読む様なら」
「もう読んだら駄目だよ」
「そういうことね」
「うん、それと」
 僕はさらに話した。
「この納豆もね」
「駄目なの、あの漫画だと」
「パックに入れられてるよね」
「それがなのね」
「しかも大量生産だから」
 このこともある。
「もうね」
「そういうことで駄目なの」
「近代的な製造方法嫌いだから」
 特に大企業のそれはだ。
「だからね」
「こうした納豆も駄目なの」
「お醤油でも言ってたし」
 大企業の大量生産についてもだ、昔ながらの手作りが好きらしいけれど大量消費社会だと大量生産が必要なのは言うこともないだろう。 
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