八条学園騒動記
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第五百五十二話 エンディングを観つつその五
「あっちは親子関係一緒に食べないから」
「牛肉とチーズもね」
この場合牛肉や親でチーズは子供になる。
「駄目だから」
「実際に売ってないのね」
「それでね」
エイミーはさらに話した。
「他にも色々とね」
「ユダヤ教の経典で定められていることが」
「そのまま法律になっていて」
「それでかなり厳しいのよね」
「そうみたいよ、それでユダヤ教徒でないと」
このこともイスラエルの法律で定められているのだ。
「市民になれないし」
「イスラエル市民に、よね」
ベスもエイミーに応えた。
「なれないのよね」
「そう言ってたわ」
「宗教国家っていうけれど」
「実際にユダヤ教が絶対でね」
「それがゲームにも適用されてるのね」
ベスは考える顔で述べた。
「ユダヤ教が法律として」
「そうみたいよ」
「そうなのね」
「それでね」
エイミーはさらに話した。
「若し無神論なゲームなんて出したら」
「イスラエルじゃ逮捕ね」
「どうもユダヤ教を否定したら」
その時はというと。
「死刑にならないけれど」
「流石にそこまではいかないのね」
「即座に破門されて」
ユダヤ教からそうなるというのだ。
「それでイスラエルからもね」
「追放なのね」
「イスラエル市民はユダヤ教徒じゃないと駄目だから」
この絶対の条件があるからだというのだ。
「それでね」
「厳しいわね」
「本当にあの国はそうした国で」
ユダヤ教が絶対の国でというのだ。
「もうユダヤ教を否定したらいられないのよ」
「あそこはそこは変わらないわね」
「そうよね、宗教施設もユダヤ教のものはあっても」
「イスラエル市民の人は行かないのね」
「そうみたいよ、流石に攻撃はされないけれど」
それでもというのだ。
「ユダヤ教徒の人は無視するみたいよ」
「見向きもされないの」
「石ころみたいに」
「存在はしていても」
それで目にも入っているがだ。
「それでもね」
「無視されるのね」
「そうみたいよ、地図にもね」
これにもというのだ。
「ユダヤ教関連は書かれない」
「市民の人以外は行かないから」
「そこまでみたいよ」
「何かあそこだけ特別ね」
「あの国はね」
「そんな国だからよね」
ジョーがここでまた言った。
「もうね」
「ゲームもなのね」
「宗教色も出てるし」
イスラエルのそれがだ。
「偏屈なゲームが多いみたいよ」
「難しさもなのね」
「ほんの些細なミスが」
それがというのだ。
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