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八条学園騒動記

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第五百五十話 最終ステージ突入その一

               最終ステージ突入
 メグのプレイは進んでいく、妹達は彼女のまるでゲーム攻略の為の映像の様なそのプレイを観て言うのだった。
「私何かね」
「どうしたの?ジョーお姉ちゃん」
「いや、スーパーマリオギガンテスね」
「ああ、ウクライナの会社が出した」
「そう、あのゲーム観てる気分よ」
「確かスーパーマリオって」 
 ベスは次姉の言葉を聞いて言った。
「攻撃受けたらね」
「大きかったら元の大きさに戻ってね」
「元の大きさで受けたらアウトよね」
「それで一人死ぬのよ」
「マリオもルイージも」
 使用キャラクターである彼等がというのだ。
「そうなるわよね」
「だからプレイしてたら」
「ノーダメージね」
「上手な人は」
 それこそとだ、ジョーはベスに話した。
「大きくなって火の玉出せるか飛べる様になって」
「そのまま進んでいくのよね」
「それがスーパーマリオのシリーズでね」
「ギガンテスはね」
 今や連合中で出されているこのシリーズの中でもというのだ。
「アクロバティックだけれど」
「あのシリーズの中で」
「本家版よりもよね」
 エイミーも言ってきた。
「日本の」
「そう、日本のよりもね」
「アクロバティックなのね」
「そっちに重点を置いた作品で」
「進んでいくとなると」
「もうね、上手な人だと」
 それこそとだ、ジョーはエイミーにも話した。
「こうした感じでね」
「さくさくと進むのね」
「そうなの、何かギガンテスっていうのは」
 この名前の由来はというと。
「難しいとか」
「そういう意味で付けたの」
「制作スタッフの人が言うにはね」
「ギガンテスって巨人よね」
「エウロパの方のね」
 ギリシア神話に出て来る巨人だ、全身を武装した巨人で両脚は蛇の尾になっているという姿をしている。
「滅茶苦茶強いのよ」
「その巨人みたいに難しいってこと?」
「強いイコール難しいみたいね」
「それで名付けたのね」
「そう言ってたわ」
 製作スタッフはというのだ。
「攻略本のインタヴューでね」
「ただ単に語呂合わせがいいからじゃ」
「それ私も思ったわ」
 ベスはエイミーに続いた。
「何かね」
「名前がよね」
「妙にね」
「語呂合わせいいわよね」
「ギガンテスだとね」
 これがというのだ。
「私から見ても」
「そうよね」
「あのシリーズは世界中から出ていて」
 勿論本家日本も出している。
「星の数みたいに作品があるけれど」
「ステージの数が二五五あったりね」
「それアルムの方ね」
 尚最初のものでは四ステージが一組で一ワールドとなりそのワールドが八あるというもので裏もあった。
「確か」
「スーパーマリオ255ね」
 ジョーがここでまた言ってきた。 
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