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八条学園騒動記

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第五百四十話 快適な旅その一

               快適な旅
 博士は朝起きるとまずは風呂場に向かった、そこで最初に身体を洗ってサウナと水風呂を二回ずつ楽しみ。
 湯舟にも入ってすっきりしてからリビングに出るともう二匹がいて博士に朝の挨拶をして博士も応えた。そのうえで博士に言ってきた。
「すっきりしてるな」
「お風呂入ってたんだね」
「それで酒も抜けてか」
「気分爽快だね」
「有無、実にいい」
 博士は二匹に笑顔で答えた。
「やはり二日酔いには風呂じゃ」
「特にサウナなんだな」
 ライゾウが言ってきた。
「それだな」
「そうじゃ、汗を思いきりかいてな」
 サウナの中でとだ、博士はライゾウに答えた。
「そしてじゃ」
「水風呂に入ってか」
「身体を冷やす、それを繰り返すとな」
「酒は抜けるか」
「どれだけ酷い二日酔いでもじゃ」
「そうしたらか」
「酒が抜けてな」
 そうなってというのだ。
「すっきりとなる」
「博士がいつも言っている通りか」
「そうなる、そしてじゃ」
「そして?」
「食欲も出る」
 こちらの効果もあるというのだ。
「だからサウナはよい、そして湯舟にもな」
「入るんだな」
「こちらは三回入った」
 そちらはそれだけだというのだ。
「それでじゃ」
「そっちでもか」
「すっきりとなってな」
「気分よくか」
「一日を過ごせる」
「それで旅もだな」
「楽しむとしよう、それで朝食は」
 博士は今度はこちらの話をした、既に席に着いている。
「オートミールにしよう」
「それなんだ」
「あと水分もな」
 こちらもというのだ。
「沢山摂りたいのう」
「ああ、昨晩かなり飲んだし」
 ライゾウは博士のそこを見て話した。
「お風呂にも入ったから」
「水分はかなり抜けておる」
「それでだね」
「水分不足は万病の元じゃ」
「風邪じゃないの?」
「水分不足もじゃ」
 こちらもというのだ。
「そうなのじゃ」
「そうだったんだ」
「脳梗塞にもなるしじゃ」
 博士はまずはこの病気を出した。
「痛風や糖尿病にもじゃ」
「よくないんだ」
「だからじゃ」
「水分をなんだ」
「多く摂ってな」
 そうしてというのだ。
「一日をはじめる」
「そうするんだね」
「お茶を飲む、お茶は飲みやすいアイスティーを砂糖を入れずにな」
「飲むんだね」
「そうして食事はオートミールじゃ」
「食べてだね」
「一日をはじめる、しかし海賊は出ておらんか」
 博士はここで二匹にこうも言った。
 
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