仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第三百六十二話 魔界の花火その十一
「俺も巧妙でいいと思うからな」
「大切なのは頭ですよね」
「頭をどう使って戦うかですよね」
「だからですよね」
「双子で戦っていくべきですね」
「そういうことだよ、まあこいつみたいにな」
北岡は城戸も見て笑って話した。
「考えなしに突っ込むのは駄目だからな」
「そこで俺かよ」
「というか御前そこ全然変わらないからな」
北岡は城戸本人にも言った。
「戦いは突っ込むだけだろ」
「あれっ、城戸さんの戦い方って」
ここで言ったのは白雪だった。
「咄嗟に相手の隙や弱点見抜きますよ」
「そうそう、そこを衝いて攻撃するから」
それでとだ、アオも言った。
「強いのよね」
「そうよね」
「咄嗟の機転がいいから」
「余計に強いけれど」
「他のライダーの人達もそうで」
「咄嗟の頭の回転も武器で」
「そういえばそうか」
北岡も二人の話を聞いて頷いた。
「城戸もちゃんと頭が回るか」
「基本ライダーで頭の悪い人いないんじゃないかな」
英士郎が見てもだ。
「どの人も頭の回転早いよ」
「それもかなりですよ」
このことは舞衣も言う。
「私達もいつも助けられていますから」
「その咄嗟の機転が一番の武器じゃないですか?」
ハルもこう言った。
「ライダーの人達にとって」
「俺達の戦いは一瞬だ」
秋山は仲間達に話した。
「それで決まる」
「その一瞬で気付くか」
「見抜くか、ですね」
「それが出来ないとだ」
それこそというのだ。
「勝てないし生き残れない」
「若しもだ」
左も言ってきた。
「それが出来ないなら負ける時だ」
「その一瞬で気付くか見抜かないってなると」
「厳しいね」
テトラ、ナインが見てもだ。
「そうした戦いが常なら」
「本当に頭がよくないと」
「知識も大事だけれどな」
このことは霊幻も話した。
「一瞬の機転は本当に戦いで大事だな」
「師匠から見てもですね」
「ああ、その一瞬で生きるか死ぬかもな」
「戦いならですね」
「あるんだよ」
実際にとだ、霊幻は茂夫に話した。
「そうした本当にな」
「頭がいいかどうかがですか」
「わかるんだよ」
「洞察力に観察力ですか」
「判断力とか決断力とかな」
「そうした能力ですね」
「ライダーの人達にはそれがあるんだよ」
「閃きですね」
諸華はライダー達の頭の良さをこの言葉で表現した。
「それを常に出せることですね」
「それも一種の才能よ」
なのはも言うことだった。
「戦いでも備わっていくけれど」
「元々頭がよくないと」
「やっぱり備わらないわよ」
必要な時にひらめく、その頭の良さはというのだ。
「本当に」
「そういうことですね」
「私から見てもライダーの人達は皆頭がいいわ」
なのはも言うことだった。
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