仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第三百六十二話 魔界の花火その十
「実は同じ系列だから」
「そうしたことはわかるわね」
「何かと」
「それは私もだしね」
やよいも出て来た。
「ほむらちゃんと同じだし」
「ええ、本当にね」
「そのことわかるわ」
「俺もだ」
今度はバリアシオンだった。
「系列は今も同じだからな」
「その関係もわかってきたんだよな」
大文字はマミやバリアシオンの話を聞きながら述べた。
「俺達にしても」
「大文字さん達はそうした関係については」
「君達程よりずっと弱いからな」
大文字はマミにはっきりと答えた。
「実は風都に霧彦さんって人いるんだよ」
「確か以前ドーパメントだった」
「園咲家にもいたことがあってな、今は真面目に表の仕事で大活躍してるよ」
大文字は彼のそのことも話した。
「凄く立派な人でな」
「その人とはですね」
「ああ、俺は縁を感じるな」
「そうですか」
「けれど君達はずっと強いからな」
自分よりもとだ、大文字はマミ達に話した。
「特に765プロとかプリパラタウンやグリーンリーブスの娘達は強いだろ」
「ええ、そうよ」
大文字に順子が答えた。
「うちの事務所の娘達は皆そうよ」
「そうですよね」
「私も一時期そうだったし」
順子はワインをジョッキで飲みつつ大文字に話した。
「あそこの事務所にいたから」
「そうだったんですね」
「それであの娘達はね」
「同じ事務所ですね」
「中身はね」
「魂が同じだけじゃないよね」
「事務所もあるからね」
ユナエルとミナエルもこう言う。
「何かとね」
「そこを言うとどんどん凄い話になるよね」
「私達だってそうだし」
「中身も事務所も縁ありまくりだから」
「君達実際に双子なんだよな」
城戸が双子の天使に尋ねた。
「中身も」
「はい、そうなんですよ」
「だから余計に波長合うんです」
「戦いの時も息がぴったりで」
「いい感じで戦えるんですよ」
「それ大きいよな、俺達で双子ってな」
「ないな」
秋山も言ってきた。
「そうした間柄は」
「そうだよな」
「それは仕方がない」
秋山はこう城戸に話した。
「縁というやつだ」
「それでだよな」
「ああ、双子の絆は特別のものだ」
「本当にな」
「その特別な絆を活かせるならな」
それならとだ、北岡も双子の天使に話した。
「これからも活かしていってくれよ」
「それが強いからですね」
「私達の強みだからですね」
「しっかり頼むな、君達の戦いは実際にいい感じだしな」
結果も出しているというのだ。
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