八条学園騒動記
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第四百九十七話 五段バーガーその十
「一つあげるわ」
「有り難う」
「いや、もうね」
「五段のハンバーガーを食べて」
「チキンナゲットもだったから」
「サラダもね」
「もう入らないと思ったら」
それがというのだ。
「案外そうでもないわね」
「そうね」
プリシラはジュディのその言葉に頷いた。
「これが」
「結構食べられるわね」
「飲んでるとね」
「食欲にスイッチ入る時あるわよね」
「もう徹底的にってなって」
「徹底的に飲んでね」
そうしてというのだ。
「そうなるわよね」
「それが今の私達ね」
「そうよね、スイッチ入ったわ」
「私もよ」
二人共というのだ。
「そうなったわ」
「そうね、じゃあ」
「カップ焼きそばも食べて」
「そうして」
そのうえでというのだ。
「飲んで」
「そのうえでね」
「明日は二日酔いね」
「二日酔いになって」
「お風呂に入って」
「それから登校ね」
二人で話す、そしてだった。
ここでだ、ジュディはプリシラにこうも言った。
「ただね」
「ただ?」
「いや、お風呂屋さんに行くまで」
次の日の朝起きてというのだ。
「それが大変よね」
「二日酔いだと」
「そう、頭が痛くて身体が辛くて」
「その場合は」
二日酔いがあまりにも酷いと、とだ。プリシラはジュディに提案した。
「もうお家のお風呂ね」
「そこに入ればいいのね」
「お風呂場位は行けるわよね」
「流石にね」
「だったら死ぬ気でお風呂場に入って」
家のそこにというのだ。
「それでよ」
「お風呂に入ればいいのね」
「そう、身体を洗って」
そうしてというのだ。
「お湯に入ればね」
「それで確かに全然違うわね」
「そう、だから」
「あまり辛いとなのね」
「お家のお風呂もいいわよ、熱いお湯に入って」
そうしてというのだ。
「汗をかいて一旦お風呂に出て」
「ああ、冷たい水のシャワー浴びて」
「また入って」
熱い湯舟にだ。
「それを繰り返したらね」
「やっぱり一緒よね」
「二日酔いは解消するわ」
「そうよね」
「とにかく二日酔いにはお風呂で」
「サウナが一番いいけれど」
「サウナ以外もいいから」
湯舟の風呂もというのだ。
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