八条学園騒動記
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第四百九十七話 五段バーガーその六
「あの人達の場合は」
「時々大学や高校の人達が来るけれど」
「山の様に食べるのね」
「もう五段バーガーも」
それもというのだ。
「幾つもペロリよ」
「そこまで食べるわよね」
「ええ。そういった部活の人達はね」
「ラグビーなんかね」
それこそとだ、ジュディはまた言った。
「もう食べないとね」
「物凄くハードだから」
常に走ってぶつかり合う、これだけ体力を使うスポーツもそうそうない。もっと言えば格闘技と言っていい位だ。
「食べないともたないわよ」
「アメフトにしてもね」
「そして食べて」
山の様にだ。
「身体も作るから」
「ラガーマンって大きいけれど」
「大きくて筋肉も骨もよ」
その両方がというのだ。
「丈夫でないと出来ないから」
「そういったスポーツだから」
「だからね」
それ故にというのだ。
「食べないともたなくて身体を作る為にも」
「食べるのね」
「ハンバーガ0の売れ行きに貢献してくれるわ」
「それは何よりね」
「そう。だから」
それ故にとだ、また言ったプリシラだった。
「来てくれると嬉しいの」
「山みたいに食べてくれるから」
「かなりね。けれど本当に食べ方がね」
そういった部活の面々はというのだ。
「桁外れよ」
「私達も結構食べる方だけれど」
女でもというのだ。
「男の人でしかも食べることも仕事みたいな人達だから」
「別格ね」
「まさにね」
「じゃあ飲む量も」
「お酒ね」
「かなりよね」
「そうみたいよ。食べることも凄いけれど」
それに止まらずというのだ。
「飲む方もね」
「かなりのもので」
「力士さんだと一升瓶も何本もとか」
それだけというのだ。
「飲むとかね」
「普通にあるのね」
「日本酒だとそうみたいよ」
「それ力士さんよね」
日本酒からだ、ジュディは彼等を連想して述べた。
「そうよね」
「ええ、その人達よ」
「食べるだけじゃないのね」
「飲む方もかなりで」
「酒豪さんばかりなのね」
「ラグビーやアメフトの人達もね」
そしてプロレスラー達もだ。
「食べる量がね」
「また違うのね」
「そうなの。飲む場面は居酒屋で見たけれど」
当然飲む為に入ったのだ。
「その飲みっぷりたるや」
「桁外れだったのね」
「流石と思ったわ」
「力士さん達だったのね」
「大学の人達だったけれど」
つまり大学の相撲部の面々だったというのだ。
「まさに鯨飲馬食」
「そんな風だったの」
「私も飲んで食べたけれど」
それでもというのだ。
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