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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第百九十五話 カップリングその三

「僕自身はね」
「特になのネ」
「趣味ではないあるな」
「そうだよ、男の娘もね」 
 こちらの子達もだ。
「趣味じゃないから。けれど友達としてはね」
「付き合えるのね」
「そうあるな」
「そうだよ、ただ美少女化はね」
 それはだった。
「冗談抜きで凄いことになっているね」
「もう何でもかんでもデ」
「どんなものでもそうしているあるな」
「腐女子も凄いけれド」
「あれもあるな」
「うん、今考えたけれどどっちが凄いか」
 それはだった。
「わからなくなってきたよ」
「というか日本は創作で凄い方向にいってるネ」
「他の国にはないあるヨ」
「腐女子の攻め受けや美少女化身ニ」
「男の娘あるからな」
「どれも凄いね、しかし男の娘になると」
 もうこれはだ。
「普通に巷にいるからね」
「しかも下手な女の子より可愛いとカ」
「反則あるよ」
「反則なんだね、確かにね」
 言われてみればだ、男の娘の中にはだ。
「さっきアイドル並って言ったけれど」
「女の子顔負けのネ」
「とんでもない娘いるあるな」
「だから男でもね」
 つまり同性でもだ。
「本気で好きになって告白する子もいるから」
「それで付き合ったりとかもなのネ」
「実際にあるあるな」
「そうなんだよね、倒錯といえば倒錯だけれど」
 同性愛でじかも女装している子が相手だ、本当にとりかえばや物語みたいな倒錯の極みにある世界だ。
「それもね」
「日本ではありなノ」
「そうあるか」
「まあ法律や信仰では否定されていないよ」
 そうした強い強制力が存在しているものではだ。
「別にね」
「そうよネ、日本でハ」
「それはないあるな」
「うん、色々言う人はいても」
 それでもだ。
「別にね」
「法律や信仰ではネ」
「否定されていないあるな」
「学校の校則でも同性愛はね」
 これはうちの高校の校則でも同じだ。
「否定されていないし」
「男の娘もネ」
「いるあるな」
「だからね」
「別になノ」
「否定されないあるか」
「個人が言う程度だよ」
 精々だ。
「色々言うことはね」
「それで済むなラ」
「まだましあるな」
「宗教でどうか言われるよリ」
「ずっといいあるな」
「宗教で言われるとね」
 代表がキリスト教だ、この宗教はかつては同性愛とかそうしたことは絶対に駄目で厳しく禁じていた。
「大変だからね」
「火炙りだかラ」
 そのキリスト教徒の多いアメリカ人のジューンさんが言ってきた。
「魔女狩りみたいに」
「異端審問にも引っ掛かるんだ」
「もう同性愛はタブー中のタブーだったかラ」
「女装もだね」
「若し教会に見付かったラ」
 その時はだ。 
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