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IS~For the love & peace~

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3.Fの災難/動き出すFate

 
前書き
作者「古明地家に居候しているレイモンド・スカーレットは首相官邸にてIS適合検査を受ける。そこでなんと、女性しか使えないISを動かしてしまった!」
レイモンド「おい!なに本編で明らかになってないフルネーム使っちゃってんの!俺はこの名前を名乗る気はなーいーの!それよか早くそこの席俺によこしやがれ」
作者「まあ、それは本編の進み具合に合わせて追々ってことで」
レイモンド「追々って前回も同じこと言ってたからな!」
さとり「あ、あのー」
レイモンド「ん?どうしたのさとり?」
さとり「なんか氷室首相生きてる前提で書いちゃってたけれど。原作的にやばくないですか?なんか、やばくないですか?」
作者「…………やっちゃったZE☆彡」
氷室首相「解せぬ」
レイモンド「まあ、あいつの事情なんかまったく関係ない第三話、どうぞ!」 

 
 首相室で検査結果が出てしまいもう二十歳になるにもかかわらず高校一年生をもう一度やることが確定してしまった今日この頃。あの日から数日が経ち何か変わったことがあったかというとぶっちゃけ何もない。あるとしたら今まで並行作業でよかったものがあるものを優先的に進めていかなければならなくなってしまったくらいのものだ。だが、それですべての開発が間に合うかって?間に合うんだなぁ、これが。
「フムフム、『仮面ライダーOOO(オーズ)』、『プトティラコンボ』に専用武器の『メダガブリュウ』か。ラビラビタンタンのフルボトルバスターと似た機構の武器か、実に面白い」
 俺の持つ『地球の本棚(ほしのほんだな)』ならばさまざまな知識そして情報が入ってくる。発想に困ってストップすることはほぼあり得ない。え?パクリだって?リスペクトと言いたまえよ。さあ、どんどん行こうか。さらにインスピレーションを刺激され作業を加速しようとしたその時に機械音と何故かいるこいしの寝息――良く寝られるな――以外のデバイス音が室内に鳴り響いた。
『ギャーオ、ギャーオ』
「ん?どうした、ファング?」
 こいつは恐竜型自立行動防衛メカ『ファングダイナソー』。戦兎さんが開発したドラゴン型自立行動メカ『クローズドラゴン』と同規格で俺が組み上げたメカだ。元ネタというか引用元は風都という街で活動している仮面ライダーWの自立行動デバイスだ。名前もそのまんま引用した。
 ファングは身構えているように見えた。ということは、だ。
「誰かがいる、ってことだ」
 基本ファングは戦兎さんたちや古明地家の人たちには戦闘態勢を取らない。そう設定しているのだ。なぜか万丈さんは例外なのだが。だからファングが身構えたということは逆説的に俺が知らない人間がここにきているということだ。
 俺が立つとファングは俺の右肩に乗ってきた。扉を開けてさとりのもとへ行こうとしたらドアノブに手をかける前に自然に扉が開いた。
 開いた扉の前にはさとりとあともう二人、童顔の人とどっかで見たことがあるような人がいた。でも思い出せないから別段大したことはないんだろう。
「お、さとりちょうどよかった。で、そちらのお姉さん方はどちら様で?」
 さとりはこめかみを抑えお姉さんの方は目を見開かせ驚いていた。あれ、何かまずいこと言った?俺。
「まったく。……昨日言ったじゃないですか!」
 スーパー回想タイム!スタート!






『レイさん。明日なんですけど』
『ん?どしたの?』
『明日の午後一時にIS学園の織斑先生が会いに来るそうなのでそのつもりでいてください』
『んー。りょーかい』
『ちゃんと聞いてるんですか?』
『ん、大丈夫大丈夫』








「ああ、そんなことも(ry「想起『テリブルスーヴニル』!!」
 さとりは瞬時にISを起動。弾幕を発射する。って容赦なすぎでしょ?童顔の人がめっちゃ驚いちゃってるし。喰らったら、まあいろいろ生命的にやばいけど、まあ、大丈夫。
「ファング」
 俺の呼びかけにファングが応じ、弾幕を弾く。しかし、数発弾いたところでファングは吹き飛ばされてしまう。まあ、さとりが数発で済ませてくれたためありがたいが。この弾幕はただの銃弾による弾幕ではない。『エネルギー粒子弾幕システム』。ISにシールドエネルギーとは小分けしたエネルギータンクを搭載しそこから操縦者を傷つけずにSEを削る、という設計のはずだった。しかし、現在の世界のIS技術では『機体衝突時の衝撃を殺しきれなかった』のだ。つまり、開発は不可能だった。あの天災兎でさえ「今は無理、それよりも今はタキオン粒子が先決だよ!」と匙を投げた?のだ。多分飽きたな。それがゆえに一発の威力を高めるということで妥協となった。
「古明地。やりすぎだ。山田先生も戸惑っているだろう」
「これくらいしないと意味がありませんから」
 痛い目を合わないとわからない子みたいに言わないでもらいたいな。これでも俺は天才ではないが秀才である自覚はあるんだぞ。優等生であるかはわからんが。








 いったん床に錯乱してた設計図やら工具やらを部屋の隅に追いやり、座布団とちゃぶ台を持ってきた。もともとこの部屋は戦兎さんの部屋を丸々そのまんまパクってレイアウトしたから話し合いができそうな机椅子は一切ない。ちなみに、さとりが弾幕放ったのにこいしはベッドの上を陣取ったまんまだ。
「改めて、私は織斑千冬だ。IS学園で教師をやっている。そしてこの方は私の学級で副担任をしている山田真耶だ」
「山田真耶です。よろしくね?えーと」
 織斑千冬?ああ、ブリュンヒルデか。この人が世界最強と名高い女性か。確かに強いな。少なくとも俺の知る中で五指に入る。俺でも勝てそうにない。改造人間の立場がないな。
「レイモンドです。下の名は名乗る気はありません」
「ん?どういうことだ」
「『現実は小説より奇なり』。まあいろいろあるんですよ」
 そのあとに手をひらひらさせながら「あ、在日期間は長いんで言語は気にしないでもらっても結構です」と付け加える。
「……まあいい。それでIS委員会は男性操縦者二人を保護する方針で「保護ではなく、監視。と言えばどうです?」……どうしてそう思う」
「ISは今や兵器と化してしまっている。何ならISは現代社会システムの根幹だ。世界にとってはモルモットだろうし、女権団にとっては女尊男卑を脅かす目の上のたんこぶだ。なら、手の届くところに置いておきたい。これが俺の解答だ」
「……入学、してもらえないか?」
 ――――――――沈黙は肯定と受け取って構わない。目の前の人の目が言っていた。すげえ、眼力で意思疎通可能にしちゃったよこの人。
「二つ質問しても?」
「なんだ?」
「一つ目。俺、これでも今年で二十歳になるんですけども」
 いいの?それ。
「問題ない。高校は義務教育ではないからな。世の中には留年という言葉もある」
 おい。最悪じゃないかそれは。俺が留年なんて天地がひっくり返って超新星爆発してもあり得ないぞ。こんな地球の本棚(チート能力)持って留年するとか逆に無理だ。
「じゃ二つ目。こいつ、こいしはどうするんです?あづけられる身寄りもないですよ?よって、俺は入学できません。こいつの世話があるんで」
 この言葉を飛ばした瞬間、さとりは再びこめかみを抑えた。なぜだ。織斑さんは唖然とし、山田さんは「妹さん思いなんですねぇ~」とほんわかとした雰囲気を出していた。
 そもそも。さとりがいない間は俺がこいしの世話をすることになっていたのだ。これが逆ならば問題ないのだ。さとりはしっかりしてるしな。でもこいしじゃなぁ。家事出来ないし。心配だ。
「……自分の身の心配の前に妹の心配か?」
「当り前じゃないですか」
「即答しないでください!」
 何を言ってるんだ。お前だって送り出したくないんだぞ。
「えっ?」
 女子高だぞ?本棚によると。女の怖さは尋常じゃない。特に嫉妬は言葉にするのも憚れるほどの陰湿さと恐怖を秘めているらしい。さらにそこに男一人を放り込むわけだろ?うん昼ドラや韓流ドラマのドロドロでギスギスした修羅場になるのは必定。そうなれば、義兄として男性操縦者(ムシ)を抹殺しなければならない」
「レイモンド。お前は声が漏れているぞ。偏見を持ちすぎだ。それと古明地の専用機の能力を忘れてやるな」
 あ。やっちゃったZE☆彡
「まったく。…………ハァ。ならお前が責任もって面倒見ろ。それなら学生寮に住むことを許可してやる」
「わかりました。ではお言葉に甘えさせていただきます」
「妹をそんな拾ってきた犬みたいに言わないでください」
 さとりが羞恥から帰ってきたらしい。まだ顔真っ赤かなまんまだけど。こいしはまだ寝てる。
「では今後のことを軽く説明する。あとで資料を渡すがそこには無駄なことも書いてある。だから今頭に叩き込め」






 教師説明中。





「…………というこだ。わかったな」
「つまり、クラスは織斑先生のクラスで、形式的な入学試験を受ける。ということでいいんですね?」
「うむ。まさに話を聞けなかったやつでも一瞬でわかる解説だったな」
 うん。だろうな。
「では試験は来週。入学式はその翌週だ。では邪魔したな古明地」
「じゃあ来週きてくださいね」
「はい。ろくにお構いできなくてすいません」
「そういえば最後にもう一つだけ質問いいですか?」
「答えられる範囲でなら答えよう」
「そうですかなら、











■■■■■■■■■■■って名前のやつが入学してきてたりします?」 
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