八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる
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第百四十九話 夏は終わりでもその五
「赤ワインとかにも」
「合うと思います」
「じゃあそっちにです」
夜に赤ワインでだ。
「行かせてもらいます」
「そして召し上がられますか」
「いい感じで飲めそうですから」
「ではお茶ではなく」
「僕はそちらにさせてもらいます」
「わかりました、ではそちらでお楽しみ下さい」
朝から夜の話をした、それでもだった。
僕はこの夜楽しみが出来たことを喜んだ、そしてサンドイッチがメインの朝食を終えてだった。
歯を磨いて顔を洗ってからだ、部活に行く為に学校に行った。そして部活に出て皆と汗をかいてだった。
休憩中にだ、僕は部の皆にパンの耳とワインのことを話すと皆神妙な顔になって僕に話してくれた。
「ワインならではだな」
「そうだよな」
「甘いものと飲めるのはな」
「これがまた合うんだよな」
「日本酒やビールはな」
そして焼酎もだ。
「甘いものと合わないよな」
「そうそう、全然な」
「特にビール」
「もう甘いものとは全くだよ」
「チーズにも合わない」
「ソーセージとかだよ」
ビールに合うのはだ。
「魚介類にも合うけれどな」
「甘いものは全然駄目で」
「甘いものと飲むならワインだよ」
「本当にな」
「そうだよね、ワインだとね」
僕も皆の話を聞いて言った。
「甘いものもいけるから」
「いいよな」
「ケーキとかアイスにも合ってな」
「ゼリーにも合うぜ」
「クッキーとかにも」
「ティーセットと一緒に飲んでもいいんだよね」
僕はイギリス名物のこちらも話に出した。
「そのクッキーとかケーキとかスコーンとかと楽しんでも」
「そうそう、そっちもいいよな」
「イギリスじゃワイン出来ないらしいけれどな」
「それもいいぜ」
「美味いぜ」
「よく合うよ」
「そうなんだよね、僕もワインを飲む時は」
こちらも多い、親父もよく飲んでいる。
「洋菓子と、って時も多いよ」
「それも赤な」
「渋くても甘くてもいけるな」
そのワインがだ。
「白も結構合うよな」
「ロゼもな」
「日本酒は本当に甘いものには合わないんだよな」
「ビールもな」
「そう思うとワインは偉大だよな」
「一番いいお酒かな」
僕はワインについてこうも思って実際に言葉に出した。
「何にでも合うってことを考えると」
「赤はお肉とかパスタでな」
「白は魚介類」
「ロゼはどっちもか」
「それでお菓子にも合う」
「サラダにも白がいけるしな」
「そうして何でも合うのは凄いよ」
他のお酒にはないことだと思う。
「中華料理にも合うしね」
「流石にカレーには無理でもな」
「まあタイ料理でもいけるし」
「焼肉も赤でいける」
「カレー以外は何でもいけるな」
「カレーは仕方ないね」
あれ程お酒に合わない食べものはないと思う、正直カレーはカレーで食べるしかないと思う。
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