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ヘタリア学園

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第六千六百六十二話  戻ると

第六千六百六十二話  戻ると
 フランスはオーストリアさんにサド侯爵のお話をさらにしました。
「逃げてそうしてな」
「難を逃れてでしたね」
「それからほとぼりが冷めてだったな」
「活動を大々的に再開していましたね」
「そうした場所を用意してな」
 この辺り貴族だからこそでしょうか。
「奥さんも呼んで女の人を大勢揃えてな」
「そうしたことをしていたそうですね」
「もうあれだよ」
 サド侯爵がしていたことはといいますと。
「日本で俺の名前が付いた出版社の本みたいなな」
「ご自身で言われますか」
「ああ、言うぜ」
 開き直っているフランスでした。
「そこに執事さんも入れてな」
「その執事さんともあったそうで」
「そのうえでもう凄かったんだよ」
 まさにフランス書院の世界を再現していたのです、そうしたことを行う人が実在していたのも凄いことです。


第六千六百六十二話   完


                   2017・11・10 
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