ヘタリア学園
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第六千六百六十一話 本屋に本当にあった
第六千六百六十一話 本屋に本当にあった
フランスが日本と一緒に本屋に行くとすぐに見付けてしまいました。
「真っ黒い表紙なんだな」
「そしてマークは黒猫です」
オッドアイのとても特徴的な黒猫です。
「それですね」
「目立つ文庫本だな」
「ですからすぐにわかります」
「日本語もわかるから便利だぜ」
この辺り国家のいいところでしょうか、お互いの言語もすぐにわかって普通にやり取りも出来るのです。
それでそのフランスが見てみた結果は。
「表紙のイラストは如何にもだな」
「そうした本の表紙だというのですね」
「ああ、しかし何だ?」
フランスが表紙のタイトルを見て気付いたことはといいますと。
「義母に兄嫁、人妻さんに女教師か」
「そうした系列の本が多いですね」
「タレーランさんが好きそうだな」
ナポレオンの下で活躍した外交官でした、女性に関してはかなりとんでもない噂がある人でこの人を思い出したフランスでした。
第六千六百六十一話 完
2017・11・10
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