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ヘタリア学園

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第六千六百六十話  肖像画を

第六千六百六十話  肖像画を
 サド侯爵についてです、フランスはオーストリアさんにお話しました。
「当時は重罪人だったんだよ」
「死刑に相当するまでの」
「とにかく色々やってた人だったからな」
 当時の倫理を全否定する様なことを繰り返していたのです。
「それで上司の人も怒ってな」
「奥方のお父上もでしたね」
「それで死刑判決も出たんだよ」
 そこまでの罪と考えられていたのです。
「火炙りにしろってな」
「相当なものですね」
「けれどそこで高跳びしたんだよ」
「確かその時にもどうかということをしていますね」
「殆どエロゲとかそうした小説みたいなことをな」
 そうしたこともしていたのです。
「それで仕方なく肖像画があったけれどな」
「上司の人は焼いたのですね」
「それで火炙りにしたってことにしたんだよ」 
 死刑判決まで出る様な人だったのです、サド侯爵は当時ではそこまでの大罪を犯した人だと考えられていたのです。


第六千六百六十話   完


                2017・11・9 
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