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ヘタリア学園

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第六千六百五十九話  日本に聞いてみた

第六千六百五十九話  日本に聞いてみた
 フランスは日本に来てすぐに日本人に聞きました。
「俺の名前が付いたいやらしい本出してる出版社あるって聞いたんだけれどな」
「あの出版社ですか」
 日本はフランスにすぐにこう答えました、もうわかっている感じです。
「何時かは聞いてこられると思っていました」
「何だよ、わかってるのかよ」
「大抵の本屋さんに出版した単行本が置かれていますので」
 そこまで出版数及び知名度が高い出版社だということでしょうか。
「昔から有名な出版社ですよ」
「そんなに有名なのかよ」
「ですから大抵の本屋さんに本がある位にです」
「じゃあその辺りの本屋に行けばか」
「本が手に入りますよ」
「じゃあその辺りの本屋さん行ってみるな」
 どの本屋さんまでかは考えていないフランスでした。
「そうしてくるな」
「はい、ただどんな内容でもです」
「騒ぐなってんだな」
 日本の言いたいことはわかっていました、こうしてフランスは日本の本屋さんに実際に行ってみることになりました。


第六千六百五十九話   完


                  2017・11・9
 
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