| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千六百五十五話  それは嫌過ぎる

第六千六百五十五話  それは嫌過ぎる
 フランスはそのお話を聞いて仰天して叫びました。
「俺が日本でいやらしい本を出してる!?してねえよ!」
「御前の名前マジで見たしーー」
「ちゃんとフランス書院って書いてましたよ」
「知らねえよ、そんな話」
 ポーランドとリトアニアに全力で否定するフランスでした。
「というか何だよその書院ってのは」
「出版社のことなんよ」
「本を出版しているということで」
「日本ではよく出版社の名前になってるみたいだしーー」
「そこはおかしくないのでは」
「おかしいのは俺の名前が付いてることだな」
 そこが凄く嫌なフランスでした。
「何で俺なんだよ」
「ほんまにフランス関係ないん?」
「そうだったんですね」
「だから俺は知らねえって言ってるだろ」
 ここでも全力で否定するフランスでした。
 フランスにとっては寝耳に水のお話でした、何故自分が日本でいやらしい出版社の名前になっているか。


第六千六百五十五話   完


                2017・11・7
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧