| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千六百五十三話  他の島は

第六千六百五十三話  他の島は
 ロマーノはかつてナポレオンさんが出たことで有名なコルシカ島や今のイタリアの母体と言ってもいいサルディニア島を見てからイタリアに言いました。
「ああした島は評判悪くないよな」
「うん、そうだよね」
「シチリアだけだな、評判が悪いのは」
 経済のことやマフィアのことで、です。
「どうにも」
「特にマフィアだね」
「世界的に有名になってるぞこの野郎」
「わかってるならね、俺も全面的に協力するから」
 それでというのです。
「マフィアのこと何とかしよう」
「それ出来たのはムッソリーニさんだけだったぞ」
 この人のあまり言われない功績です。
「普通の上司の人や俺達で出来るのかよ」
「けれど何とかしないと」
 マフィアのことをです。
「カモラもだけれど」
「どうしようもないっていうんだな」
「はっきり言ってね」
 そんなシチリアの状況です、残念ですが今はこの島の評判は決していいものではないみたいです。


第六千六百五十三話   完


                2017・11・6
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧