ヘタリア学園
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第六千六百四十三話 イタリア統一の機運の中で
第六千六百四十三話 イタリア統一の機運の中で
イタリアが統一される時にシチリアのこともどうなるか問題になりかけました、ですがその問題はあっという間に解決しました。
ガリバルディさんが出て来てです、イタリアの上司の人に言ったのです。
「陛下、ナポリとシチリアを献上します」
「シチリアも!?」
「はい、占領しましたので」
赤シャツ隊を使って瞬く間にです。
「どうぞ遠慮せずお受け取り下さい」
「シチリアまでとは」
これにはイタリアの上司の人もびっくりでした。
「急だな」
「お嫌ですか」
「いや、有り難く受け取っておこう」
こうしてシチリアまでイタリアの領土になったのですが。
「気付いたら御前と一緒になってたぞこの野郎」
「そんなこと言われても」
イタリアは急に一緒になったロマーノに困ってしまいました。何しろあまりにも急な事態だったからです。
ですが何はともあれシチリアはイタリアのものになりました、ですがこの島には大きな問題がありました。
第六千六百四十三話 完
2017・11・1
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