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ヘタリア学園

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第六千六百四十二話  何かありそうな島

第六千六百四十二話  何かありそうな島
 日本は本州に戻って出雲の北にある島を見て思いました。
「あの島ですが」
「竹島というそうですね」 
 一緒に船から見ている妹さんが応えます。
「私もそう思います」
「そうですね、無人の何の変哲もない島ですが」
「後々非常に厄介なことになる様な」
「そんな気がしますね」
「どうもです」
 ここで北西を見た妹さんでした。
「あちらに高句麗さんがおられますが」
「あちらとですね」
「後々揉める様な」
「高句麗さんとは揉める気がしませんが」
 この辺り何となく勘でした。
「しかし後々ですね」
「はい、かなり先のことになるでしょうが」
「あの島で嫌な思いもしそうですね」
 もうこの予感があった日本でした、竹島を見るお顔はどうかというものになっていて妹さんも同じでした。


第六千六百四十二話   完


                       2017・10・31 
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