ヘタリア学園
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第六千五百六十六話 強豪達も
第六千五百六十六話 強豪達も
フランスの宣言を受けてオーストリアさんとドイツも言いました。
「やはり安全第一ですので」
「戦争が起こってはとんでもない」
こう言うのでした、それも真顔で。
「その場合のことも考えている」
「辞退もです」
「ああ、ちなみに若し大会開かれたら欧州全員に話すことがあるからな」
イギリスは地獄帰りの様なお顔で二国に言ってきました。
「アジア大会のことをな、それでどんなオリンピックになりそうかあらかじめ話しておくから覚悟しておけよ」
「待て、どんなアジア大会だったんだ」
「話を聞いた俺とこいつが顔の七つの穴から血を噴き出して気絶したレベルだよ」
フランスを指差しつつドイツにお話したイギリスでした。
「全員話聞く前にウォッカボトル一本開けて聞けよ」
「だからどんな大会だ」
「開催直前に話すから待ってろ」
若し開催されるならというのです。
「けれどその前にガチで開催やばくなってきたな」
「そもそもこんなことは予想出来たのでは」
外交上手ではイギリス並のオーストリアさんはそこが気になりました、何しろ開催地は大砲の弾が届く場所ですから。
第六千五百六十六話 完
2017・9・24
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