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ヘタリア学園

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第六千五百六十五話  言うと怒る人は多い

第六千五百六十五話  言うと怒る人は多い
 チェコはスロバキアにさらに言いました。
「お隣同士でしかも不本意ながら同居もしていましたし」
「俺達そうだったからね」
「国民の皆さんも混血していまして」
 お互いに結婚してということもありました。
「そしてでしてよ」
「お互いの国民が混血してるのは事実なんだよな」
「だから貴方の国民もでしてよ」
 文化もかなり似たものになっていることもあってというのです、その中には食文化も入っています。
「薄毛の方が多いでしてよ」
「うわ、こうした時もお互い様なんだな俺達」
「そもそもそれを言うと怒る人は怒りますわよ」
 それも本気で、です。
「若くしてなってしまう方もおられますし」
「ああ、イギリスの上司の上司のお家の長男さんとか」
「次男さんも危ないでしてよ」
 どうも遺伝みたいです。
「あの方々は笑っておられますけれど」
「カエサルさんも気にしていたっていうし」
 この人の通称は文字通りハゲの女ったらしでした、ですが言われて嫌な顔をしても咎めなかった偉大な人でした。


第六千五百六十五話   完


                   2017・9・24
 
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