| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第六千四百五十一話  人も多くて

第六千四百五十一話  人も多くて
 料亭から出るとです、やっぱり暑いです。しかもただ暑いだけではありませんでした。
「人が凄く多くてね」
「その熱気もかなりのものね」 
 イタリア妹もドイツ妹も参っている感じです。見れば京都は普段よりも人がずっと多いです。
「これだけ人が多いと」
「余計に暑いわ」
「お祭りを観に来ていますので」
 どうして暑いのか、日本妹が説明します。
「そのせいです」
「観光でなのね」
「それで理由なのね」
「そうです、観光にもなっています」
 祇園祭はというのです。
「京都自体が観光都市でもありますが」
「このお祭りの時はなの」
「さらになのね」
「それで人も多いのです」
 しかも盆地なので人の熱気も篭ってです、祇園祭の時は夏の京都は余計に暑くなってしまっているのです。


第六千四百五十一話   完


                2017・7・28
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧