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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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教員研修のヴァルキリー
  学生モードから社長業での仕事前×ヴァーリ達の登校風景

対テロ対策チーム『D×D』が結成後、一真達が人間界本家に帰還時には深夜となっていて共に付いて来た初代は模擬戦闘や修行にも特化されたドームにて美猴と勝負するんだと。学校組の五人はすぐに就寝してしまい、織斑家当主の俺は自室に戻ってパソコンを立ち上げる。

世界中にある蒼い翼支社長と国連軍支部の司令官とコンタクトを取る理由は簡単で、今回のルーマニアで起きた事や今後について合同会議をする事にした。

「最近各地で何が起きてるかも知りたい、黒字赤字の境目や各神話でのトラブルの有無について。ゼロ、世界中にある蒼い翼支社長と国連軍支部司令官にアポを取れ。日本は夜で俺も寝たいが、近日中に合同会議するのでな」

『畏まりました、一応ハイブリッドの者達が持つ端末に知らせておきます』

グレモリー眷属は旧校舎に居るが、朱乃と白音は念話にてオカ研メンバーを見渡したリアスは改めて皆で強くなりたいと気持ちを新たにした。ま、二人だけは初代孫悟空達との修練に入らない。既にこちら側の者なら尚更だし、ゼロに予定表の調整終えてからサーゼクスとアザゼルに秘匿通信。

あちら側が切羽詰っている状況を承知の上でコール、しばらくすると出てくれた二人だけどアザゼルは先程まで一緒に話し合ってた。悪魔側はグレイフィアの件で問題無さそうだし、今まで通りの仕事してると。

『こちらサーゼクス。一真君、何か用かな?』

『よう一ちゃん、どうした?用があるなら、さっき言って欲しかったぜ』

「こんな時間にすまない、サーゼクスにアザゼル。俺は明日からしばらく学校を休む、理由は後で言うが」

『学校かい?それはどのような用事で休むのかな?』

『もしかして吸血鬼サイドで事業をしたから、会社での仕事する為じゃねえのサーゼクス』

「アザゼルの言う通り、吸血鬼サイドで新たな事業開始と共に蒼い翼関連で共存都市を創り上げた。既に知ってると思って話してるが、蒼い翼各支社と国連軍各支部と合同会議しようと思っていてな。世界各地で起きた事を纏めて報告してもらう為、テロリスト関連もだが黒字赤字も確かめたい。面倒な各神話の神々との連携確認しに抜き打ちチェックと言う感じだ」

二人は納得しながら近日中に会議するんで、準備と会議をしばらく本社で缶詰状態となる。無理すんなと激励の言葉を貰い、学生気分も味わいたいと思い入学した駒王学園だが休む時はいつも駒王学園に連絡を入れるようにしている。が、今回は学生一時ストップして社長兼CEOと言う大きな仕事しなければいけない。

『用件は理解したが、どのくらいの期間になりそうなんだ?リゼヴィムの件もあるから、出来るだけ早めに戻ってきて欲しいのだが』

『アザゼルの言う通りだね、こちらはユーグリットの件もあるけど、今度はリゼヴィムが出てきたから混乱中でね。上層部と大公アガレスは、グレイフィアについて一切疑ってない事については感謝している。だがCB総司令官の仕事もしてもらいたい』

「あちら側の神々とのトラブル起きてなければ、早めに帰れて一週間ぐらいかもしれん。創造神として一度殴り込みに行きたいぐらいだ」

『一ちゃん怒らせると最悪神話が滅ぶぐらいマズイもんな、調子に乗ってる神々は直接殴り込みに行った方がいいかもしれん』

『悪魔側でも前科があるからね、こちらでも暗黙のルールがあるくらいだ。リアスには言ってあるのかい?』

「朱乃と白音には伝えてあるが、アイツらは上級悪魔だが人間界では学生でこちらの方が内政チートなので秘密にしといてくれ。こっちに住んでるヴァーリ達にも知らせとくが、朱璃もバラキエルも秘書と護衛だから」

各神話とのトラブルが無いかが一番の問題点であり、特にアジア最大の神話勢力の主神が帝釈天やオリュンポス十二神の主神してるゼウスのオヤジ。まあこの前ハリセン振り下ろした一件により、話し方や俺に対する事について改善されてると聞いている。各神話もだが非協力的な勢力もあるらしいが、神話だけで言うと数多くある。

日本神話・ユーカラ(アイヌ神話)・中国神話・インド神話・アラビア神話・イラン神話・バビロニア神話・メソポタミア神話・ウガリット神話・ギリシャ神話・ローマ神話・ケルト神話・ゲルマン神話・スラヴ神話・北欧神話・フィンランド神話・旧約聖書・エジプト神話・マヤ神話・アステカ神話・インカ神話・ハワイ神話・朝鮮神話(檀君神話)等々。

上記の通りの数だが、世界中で活動してる蒼い翼と国連軍との連携は素晴らしいと報告を貰っている。各神話系に合せてハーフの集まりであり、各神話の主神らとのパイプ持ちが蒼い翼だ。最近だと各地でテロリスト活発してるのか、パイプ有りなのに切られて事業撤退勧告してくる神話系統も多い。何より赤字だけは免れたいと思ってる。

「と言う事で学校休む理由は上記の通りとなる。リアス達に聞かれても秘匿とでも言えばいいし、ヴァーリ達や朱乃と白音にも口を固くしておけと言っとく。一週間経過しても音信不通になったら話しても構わんが、心配させると余計になるが大人同士の仕事なのだからそこだけは理解してくれよ?二人共」

『そうだね。師匠との約束なら尚更言わないようにしとくけど、子供が口を突っ込む事ではないからね』

『これが大人の仕事だと思えば納得するが、一悪魔が口突っ込まないよう何とかしておく。だが駒王学園ではそろそろ期末テストがある事だけは忘れるなよ』

「そこは忘れないさ。じゃ、そういう事でよろしく頼む。今度プライベートで酒でも飲もうな、お休み」

三人共就寝時刻だからなのか、俺からの挨拶を言って通信終了となった。まだ風呂に入ってないのでさっさと入ってからベッドに入るが、就寝前に次元の狭間本家に居るアスモデウスに仕事についてのメールを送っといた。

学生一時ストップするなら、一応連絡してほしいと言われてた気がしたから。朝になって起きた時には委細承知と言う返信が届いてた。起きてから朝鍛錬後、学生服ではなく防弾防刃のスーツを着用する。髪型整えてからヴァーリ達が居るリビング兼ダイニングルームへ。

「おはよう諸君」

「おはよう一真・・・・その姿から察するに学生業から社長業なのか?」

「今から言う事は朱乃やアザゼルが口開くまで秘匿にしてもらいたいが、今日から一週間学園を休む事にした。ヴァーリの言う通り、一時ストップさせた本来の仕事に戻りたいと思う。二人には承諾済みだから、あとは何時も通りに学校に連絡するだろう」

「学校を休む程の出来事でもあったのですか?」

「ソーナの言う通りね、何かあったの?」

「この前の吸血鬼サイドで和平と停戦したろ?蒼い翼が事業開始させた時に思ってな、現在進行形でリゼヴィムの出現により他勢力が今まで通り連携し機能してるかの確認しに行ってくる。連携先は国連軍各支部だが、弊社で輸入や神々の領域内でも売れてるかどうかとか」

「それでは抜き打ちチェックと言う事ですか一真さん」

「そうだよレイヴェル。今まで三大勢力とは非協力的と聞くがこちらとは今のとこ協力的であるが、こちらとの連携切れてるか契約違反してるかチェックしに。蒼い翼各支社の社長と国連軍各支部にいる司令官と合同中継会談を行う事になった。で、会談終了後に問題あれば俺自ら殴り込みに行く予定さ。いくら企業や軍関連の人間と連携断ち切られても、俺が創った神々が文句言うのであれば粛清処分と言う感じにな」

そのような説明しながら朝食を取った俺達。イリナは最近の鍛錬で増々威力が上がり、シャルロット並みの光力を使えるまでになったと知る。ハイブリッド・カードにしてから時が早く思えるけど、ソーナや朱乃も威力が上がりつつ剣術に目覚めたといい塩梅だ。

翼の枚数で強さが違うと言うが、ジョーカーみたいに5対10枚であってもイリナと勝負しても負けるのがオチとして見える。俺みたいに6対12枚の翼を持つ者は他に居ないし、シャルロットのは白い翼に6対12枚だが俺のは金色でオーラも違う。

「だから一真は今日から学生モードから社長モードなのね」

「まあな。だが今週で終われば全て解決予定となってるが、もうすぐ期末テストがある事もあるから出来るだけ早く戻ってくるよ。一応理事長であるサーゼクスにも伝えてある」

「そうよね。もうすぐ期末試験があるんだし、まあ一真さんは楽勝だと聞いているわ。だって大学生並みの頭脳持ってるんでしょ」

「ま、そのぐらいの頭脳ないと社長兼CEOはやっていけんよ。優秀な秘書に側近と護衛が揃ってるし、ここに居るメンツも何れはするんだからな」

「朱璃さんは見本とも言っていい程だし、朱乃や白音も研修期間中に仕事してるらしいから」

朱璃は社長秘書として素晴らしいスキル持ちで、ヴァーリ達は学校へ行く時間になったんで立ち上がり俺が休む事はくれぐれも言うなよ、と釘を刺した。口の固そうなヴァーリ達は大丈夫そうだし、心配いらんと思いながらイリナにミッションとして教会コンビの様子見を頼んだ。俺無しでの通学は初ではないが、何時も通り鞄を持ち送迎車に乗って車内で会話を楽しんでいた。

「結衣、一真については朱璃さん達に任せて平気なのか?期末試験も大事だと思うのだが」

「はい。ヴァーリ様の仰る通り、織斑総司令官は昨晩に世界中の蒼い翼支社長と国連軍各支部司令官と合同大会議を近日に行うと聞いております。各地での連携もそうですけど、輸入輸出・黒字赤字も大事ですが他勢力との連携解消されてなければ問題無さそうですが。もし断ち切られてると最悪粛清されてしまいますので、抜き打ち調査予定となってます」

「もし他勢力と上手く行ってなかったら、一真さんはどうされるのですか」

「そうですね、問題無しなら一週間以内に学生気分へ戻ると思います。各神話と言うのはご存じかと思いますが、とても多くありましてご贔屓にしてる勢力もあれば連携ストップされる事もありますから」

「オーディン様辺りは恐らく大丈夫だと思いますね、姉様から聞いたのですが悪魔との外交ではとても上手くやれてると言ってましたし。ただ今まで非協力的な勢力とは上手くいかないとの事でした」

「恐らく大丈夫だろう。一真はこの世を創った創造主だ。と言っても今代と言ってたし、前代創造主かもしれないな」

「その話、まだ聞いてませんでしたね。吸血鬼側で一真さんから説明されたと言ってたそうなのですが」

「一真曰く前四大魔王である従姉さんは、本当の名前と本当の夫名についての記憶を封印処置したと言ってた。つまり前四大魔王は従姉さん達ではなく、前夫が本当の前四大魔王だと言う事をね。詳細は本に纏めてくれた一真によって我らCBしか見れないようにしてくれた。これを見て情報共有しよう、俺らの情報端末に極秘情報も見れるようにしてくれた。無論三大勢力トップとは秘密だ」

運転席に結衣が運転してるが、送迎車自身も金属生命体となっておりAIゼロを搭載されている。CB兼蒼い翼所属であるからか、会社員兼軍人と言う感じで主にIS部隊の指揮をする事もある。

本来なら本によって共有されるが、それだと面倒なのでヴァーリ達が所有している端末にて極秘情報を見て共有される。真名とカテレア達の関係、前魔王がバツイチだと言う事は世間一般からしたら最大級の極秘機密で三大勢力トップにも言えない情報。

「なるほど、封印処置のお陰で悲しみに囚われてないのね。それで記憶の上書きによって冥界中の民達も忘れ去られた事案なのか」

「シャルロット様も元はヤハウェだけど、やはり今の名がとても呼びやすいですわ」

「だろう?一真がこの事知ったのは初めて従姉さん達と出会って即座に違和感があったそうだ。本名が無くてファミリーネームしか無いとは可笑しな出来事、一真独自調査によると前代創造神データベースにあったと。日記とこの世界の神々もだが、ゼウスや帝釈天があのような姿なのは前代創造神鋼の好みらしい。今代創造神黒鐡である一真ならあのような姿にしないと言ってた」

「つまり前代創造神鋼は女性だったと。それなら納得しますわ」

「レイヴェルの言う通りで、前代創造神鋼は女性で見た目若いお姉さんらしいよ。だからゼウスやポセイドンや帝釈天の姿は男神で中年オヤジのようなのだとか、一真がもしこの外史の創造主なら男神と女神の五分五分にして容姿も見た目若くする気だったみたい」

「ヴァーリ様達、そろそろ駒王学園にご到着されます。織斑総司令官の事については、くれぐれも口を固く閉じて下さいませ」

駒王学園前に到着したら結衣が降りてドアを開けた、そんで俺達は一真と結衣の約束通り先程まで話してた事について秘匿情報を喋らないよう注意を受けた。全員が降りてから忘れ物が無いか確認後、丁度アーシアとゼノヴィアにリアスと朱乃も登校してきたが当然朱乃も知ってる。ハイブリッドと上級悪魔では力は天と地の差だが、駒王学園の正門を通ってから聞かれてが。 
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