ヘタリア学園
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第六千四百十九話 今時妖怪は
第六千四百十九話 今時妖怪は
イギリスは日本から帰ってきたルーマニアとお話をしてそのうえで言いました。
「妖怪も時代によって変わるしな」
「今時妖怪ずらな」
「ああ、それはどの国でも同じだよ」
それこそというのです。
「それもわかっただろ」
「ああ、ただな」
「ただ?どうしたずら」
「それは吸血鬼もだからな」
イギリスはルーマニアをじっと見て言いました。
「わかってるよな」
「どうしてそこで吸血鬼ずらか?」
「いや、御前を見て思ったんだよ」
「おいらをずらか」
「そうしたところもわかるよな」
「吸血鬼の話を出すのがわからないずら」
「いや、御前だからだよ」
ルーマニアの奥地にある牙も見ています、その外見はどう見ても人間とは少し違ったものです。
第六千四百十九話 完
2019・7・12
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