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ヘタリア学園

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第六千四百三話  山に多い

第六千四百三話  山に多い
 日本はとにかく山が多い国です、ですから妖怪もです。
「山の妖怪が多いずらな」
「はい、怖い妖怪も多いですね」
「山姥とかずらな」
 人を襲って食べてしまうと有名です。
「ロシアの方に似たのがいるずら」
「バーバヤーガですね」
 妖怪博士はその妖怪についてすぐに答えました。
「ロシアを代表する妖怪の一つです」
「流石ずらな、知ってるずらか」
「一応は」
「一応ではないずら、とにかくずら」
「はい、山姥のことですねね」
「似てると思ったずら」
 お婆さんの妖怪で人を襲って食べるからです。
「けれどやっぱり違うところも多いずら」
「怖いですが何処かユーモラスですね」
「そうも思ったずら」
 そうした妖怪だというのです、ルーマニアは山姥についてそうしたものを感じていました。


第六千四百三話   完


                2017・7・3
 
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