ヘタリア学園
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第六千四百二話 絶対に出来ない
第六千四百二話 絶対に出来ない
ポーランドとリトアニアの東欧屈指のタッグでは韓国を止められない、当人達がはっきりと言いましたが。
イギリスとフランスは諦めずに今度はモナコに提案しました。
「どうだ?出来たらかなりの地位約束するぞ」
「援助なら何でもするぞ」
「あんなのを相手にどうしろと?」
モナコはこの国にしては珍しく余裕も何もない引いたお顔で返答しました。
「決闘を挑むといきなり後ろから不意打ちしてくる様な相手だろ」
「それも剣の勝負で銃でな」
「そんな奴だな」
「私には無理だ」
はっきりと言いました。
「ああしたタイプは何をしてくるかと思うとその時点で負けだ」
「くっ、だから俺達あいつにはやられ放題なんだな」
「最初に考えるから駄目か」
「しかもそこそこ国力がある」
都合の悪いことにです。
「人口三万位の私では絶対に無理だ」
「太平洋組が出来てればな」
「こんな苦労しなくて済むのにな」
ここでアメリカと中国をまた見ますが二国は平気なお顔でそこにいます。
第六千四百二話 完
2017・7・3
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