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ヘタリア学園

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第六千二百七十話  自覚ないのか

第六千二百七十話  自覚ないのか
 韓国は日本本人に言いました。
「騒ぎ過ぎで見ていて疲れるんだぜ」
「北朝鮮さんのことですか?」
「ミサイルで電車を停めるとかないんだぜ」
 このことを言うのでした。
「ちょっとないんだぜ」
「いえ、今はかなりです」
 日本の表情は強張っています。
「危険なので」
「何処がなんだぜ?」
「もう何時どうなるかわかりません」 
 つまり戦争になる危険性が高いというのです。
「その時に備えています」
「ソウルは凄く平和なんだぜ」
 韓国ではそうだというのです。
「それなのに日本は何なんだぜ」
「いえ、韓国さんの首都には大砲の砲弾が届きます」
 日本の表情が変わりました、強張ったものから蒼白に。何しろソウルは国境からすぐの 場所にあるのですから。


第六千二百七十話   完


                 2017・5・1

 
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