ヘタリア学園
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第六千二百四十五話 何故厳しいのか
第六千二百四十五話 何故厳しいのか
バチカンの司教さんが何故旧約聖書での神罰がとんでもないレベルで厳しいのかをイタリアにお話してくれました。
「それは場所のせいです」
「中近東だから?」
「はい、荒れ地でしかも異民族ばかりです」
当時からそうでした。
「ですから少しの乱れも滅亡につながったので」
「ああして厳しい罰が下ったんだ」
「そうだったのです」
「風土のせいだったんだね」
イタリアはこのことを思いました。
「欧州よりも遥かに厳しい状況だったから」
「欧州も土地は痩せていて寒冷ですが」
それでもというのです。
「中近東の過酷さに比べますと」
「荒れ地ばかりで土地は痩せていて周りは敵だらけで」
「そんな状況で乱れてはいけないのです」
「成程ね」
イタリアもこの辺りの事情がわかりました、厳しいには理由があったのです。
第六千二百四十五話 完
2017・4・19
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