ヘタリア学園
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第六千二百二十二話 緊急帰国
第六千二百二十二話 緊急帰国
日本は大使の人が韓国に急遽帰国したのを見て仰天して上司の人に尋ねました。
「まさか」
「申し上げるまでもないと思いますが」
上司の人のお顔は真剣そのものでした。
「今の状況では」
「ミサイルを撃っていたので攻める可能性は少ないと思っていましたが」
「いえ、核兵器の問題もありまして」
「それで、ですか」
「アメリカさんの上司の人が看過出来ないと言われまして」
それでというのです。
「冗談抜きで」
「そうですか、だからですか」
「ずっと帰国させなくてもよかったのです」
本音も出す上司の人でした。
「ですが有事には邦人保護が絶対です」
「そうですか、しかし」
ここで日本はこの件についての新聞やテレビの報道を見ますが。
「このことはあまり書かれていませんね」
「その場合はネットで情報を集めて下さい」
そうして欲しいというのです、何か新聞やテレビだけで情報を手に入れていますと命の危険すらある時代になってきたみたいです。
第六千二百二十二話 完
2017・4・6
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