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ヘタリア学園

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第六千二百九話  世界一の会話人口

第六千二百九話  世界一の会話人口
 中国が出て来てスペインとイギリスに言いました。
「世界一の会話人口は中国語あるぞ」
「それは当然やろ」
「御前のところの人口を考えたらそうだろ」
 スペインとイギリスはすぐに中国に反論しました。
「他に誰おるねん」
「それ言ったら駄目だぞ」
「言葉については一家言あるあるぞ」
 胸を張って言う中国でした。
「そこは覚えておくよろし」
「ははは、それを言ったら駄目だぞ」
 今度はアメリカ登場です。
「英語は使う国の数じゃダントツだぞ」
「話している人口の問題あるぞ」
「いやいや、国の数だぞ」
 アメリカも引きません。
「やっぱりそれを考えると英語だぞ」
「中国語ある」
「いやいや、スペイン語やろ」
 展開が混沌としてきました、果たして世界一の言語は何語なのか。何ヶ国も入り乱れてのお話になってきました。


第六千二百九話   完


                        2017・3・31
 
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