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ブレイブソード×ブレイズソウル 〜 傷だらけの魔王〜

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第一部
三章
  癒えない傷

天井には大きな穴が空いている。
そして天井からは大量の血が垂れていた

メアはこの光景を見つめて泣きだした

目立つ「なんで、こんな事に」

レヴァもすごく悲しげな顔をした

レヴァ「秋水、貴女なんて事を・・・」

だが、シュウは今はここから出ることが先だと思って3人を連れて酒場の外に出た
しかし、外にはもうEDENの勇者達が集まっていた
そこにはシュウ達の見覚えのある2人の人物が居た

???「魔剣使い、これはどういう事だ答えろ」

金髪の少年が少年達に理由を聞こうとする

???「何故です、貴方ほどの魔剣使いがどうしてこんな事を」

黒髪の猫耳のようなものを付けた勇者が理由を聞いてくる

そして、2人の傍らには魔剣がアンロックされている

???「これは・・・酷いよ、ルル」

???「ヌイよ、これは酷すぎるのじゃ」

そして、その酒場の中の光景をルルとヌイは見てしまい、少年への怒りあらわにした

ルル「魔剣使い、貴様ー、行くぞノイズ、アーちゃん、ゲオル」

ルルがシュウに魔剣3本を向けてきた
そして、ヌイも魔剣を展開した

ヌイ「姫鶴行きますよ」

シュウ「ルル、ヌイさん今はお前達に構っている暇はないんだ、そこをどけー」

ルル「魔剣使い、お前は・・・お前はァァァァァァァァ」

シュウはルルの攻撃をかわしたその時だった

ヌイ「これで、終わりです・・・魔剣使い」

ヌイが背後にまわりこんだ事にシュウは気づけなかった

シュウの肩にヌイの魔剣姫鶴が突き刺さった

シュウ「ぐっ」

肩には尋常じゃない痛みが走った
それを見たレヴァは怒りをあらわにした

レヴァ「マスターをよくもー、もう全部燃やしてやるー」

レヴァは街の中心でブレイズドライブを放った

レヴァ「マスター、早く行って」

レヴァはこの何百人といるEDENの勇者達を1人で相手をする気だ・・・

シュウ「レヴァをほって先になんて行けるわけないだろ」

レヴァはシュウに背を向けながら叫んだ

レヴァ「マスター早く行って、秋水をちゃんと守ってあげて」

シュウ「レヴァ、絶対に戻ってこいよ約束だからな」

レヴァはニコリと笑っていた

ルル「そこをどけー」

ルルがそう叫びながらレヴァに襲いかかるがレヴァはルルを軽々と吹き飛ばした

レヴァ「さーかかってきなさい」

シュウ達が逃げる最中に見たのはレヴァの美しくも強さを感じさせる背後姿だった

・・・・・・・・・路地裏・・・

シュウの白いシャツがヌイによってつけられた傷で真っ赤に染まっていた
メアはそれを心配そうに見ていた

メア「マスター、痛い?」

シュウ「これぐらいの怪我大丈夫さ」

メア「でも、いっぱい血が出てるよ」

メアはシュウを心配そうに見ているががシュウは笑顔だった、そして自分の事よりレヴァの事を心配した

シュウ「レヴァ大丈夫なのかな、捕まったりしてないよな」

メア「レヴァちゃんなら大丈夫だよ、だってマスターが一番最初に手に入れた娘だもん」

メアはそう言ってシュウを励ます

シュウ「だよな、なんたって俺の秘書だもんな」

メア「そうだよ、だからマスターは笑って待っていてあげればいいんだよ」

メアは何か買ってくるねとシュウに言った

メア「マスターここで秋水ちゃんと待っててね」

シュウ「うん、ちゃんとここで待ってるよ」

メアは笑顔で路地裏を出ていった

シュウ「メア・・・いってらっしゃい・・・」

シュウは秋水を抱きかかえて深い眠りについた

・・・・・・・・・・・・・・・???・・・

???「マ・・・・・・・・・・・・・・・ス・・・ター」
???「マスター早く起きて」

シュウが目を覚ますとロルリアンレット世界図書館にいた

シュウは困惑した、何故俺はこんな所に居るのか

???「やっと目を覚ましたのね、魔剣使い」

銀髪の黒いドレスを着た少女とモチに似ている羽の生えたもちのような生物が居た

・・・・・・・・・・・・

続く
 
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