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ブレイブソード×ブレイズソウル 〜 傷だらけの魔王〜

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第一部
二章
  秋水の怒りと過去

???「何で、俺はこんなに頑張ってるのによー、B級のままなんだよー」

とEDENの服をきた男が魔剣少女に食器を投げつける

???「マスター、やめてください」

その魔剣少女は腕に割れた食器が刺さってボロボロ
その後も何度も怒鳴り声と食器の割れる音が店中に響き渡る
それを見ていた秋水があの暴君の元に寄っていく

秋水「ねぇ?、アンタ勇者なんでしょ?」

EDENの勇者がそれがどうしたと叫びながら秋水に向かって持っていたジョッキで殴ろうとしたが、秋水の尻尾で弾かれた

秋水「ねぇ、アンタもこの傷み味わってみる?」

秋水の顔に黒い紋章のようなものが浮かびあがった
そして、1本だったはずの尻尾が9本に増えた
ドクンドクンと脈打つ秋水の魔力が店中に響き渡る

EDENの勇者「な、なんだお前は」

EDENの勇者が秋水を見て言った

秋水「私?、ただの魔剣よ・・・フフフッ」

明らかに秋水の様子がおかしいと思ったシュウは秋水に近づこうとするが秋水のとてつもなく魔力で弾き飛ばされた

シュウ「秋水止まれー」

秋水には止まれと言う声は聞こえなかった
そして、秋水はEDENの勇者の胸ぐらを掴んで
秋水は尻尾を束ねて勇者の腹に風穴をあけるぐらいの勢いで突き刺そうとした

???「やめてー」

EDENの勇者の魔剣少女が叫ぶ、秋水はその言葉に反応して一時的動きを止めた

秋水「なんで、貴女のためにやってるのよ」

少女はそんなの頼んで無いというような顔をした

???「それでも私はこの人の魔剣だから」

秋水はその言葉を聞いた瞬間また怒りがこみ上げてきた
最初は顔だけに浮かびあがっていた紋章が腕にまで浮き上がってきた
そして、秋水の足元で気絶して倒れているEDENの勇者を掴んで天井に投げた
そして、秋水はその鋭利な刃のような尻尾をEDENの勇者に突き刺したはずが・・・

???「マ・・・・・・ス・・・ターが無事で・・・よかっ・・・た」

秋水の尻尾に突き刺さっていたのはEDENの勇者の魔剣だった、秋水が突き刺した所が運悪く魔核だった
彼女の魔核は砕かれ死んでしまった

秋水は絶望した様な顔をして泣き叫んだ

秋水「嫌ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

秋水はいきなり地面に倒れた

シュウ「おい、秋水しっかりしろ、おい」

・・・・・・▽△△△▽(秋水の過去)

???「お姉ちゃん見て見て、こんな事できるようになったよ」

???「秋水はすごいはね、そんな難しい印を結ぶ事が出来るなんて」

ただ楽しく姉様と一緒に暮らしたかった・・・

???「レアもんの魔剣発見」

あの男が現れなければ・・・

???「爪を剥がさないでくださア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

秋水(幼少期)「やめてよ、お姉ちゃんを虐めないでよ」

???「うるせぇ、てめぇは黙って見てりゃいいんだよ」

あの男が魔剣研究所に私達を送らなければ

魔剣研究員「す、すごいぃぃ、何度破壊しても自動修復するぞ」

???「秋・・・・・・水・・・」

秋水(幼少期)「やめてー、もうやめてよア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」

魔剣研究員「2人ともすごいぞぉぉぉアハハハ」

あの研究員達がいなければ姉様はあんな怪物と戦わくてもよかったのに

霊獣「愚かな魔剣よカッカッカッ」

秋水(幼少期)「お姉ちゃん、嫌だよ死なないでよ、私を1人にしないでよ」

???「秋・・・水・・・貴女は生きて・・・そしたら、いつか貴女を守ってくれる者が現れるから・・・ね」

秋水(幼少期)「嫌ぁぁぁぁぁ」

▽△△△△▽

シュウ「おい、秋水大丈夫かしっかりしろ」

秋水の息が荒くなっていた、しかもすごい高熱で辛そうだった

しかし、メアは酒場をただ見ていて

メア「酒場・・・すごい事になっちゃったね・・・」

酒場は壁に大きな穴が空いているそして、床には割れた食器が散乱していた

・・・・・・
続く

 
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